【女性起業家向け】はじめてのランディングページ:その意味と成功のポイント
- ランディングページって聞いたことあるけど、何?
- ランディングページを作れと言われたけど、どうしたらいいの?
- ランディングページはどう活用すればいいの?
この記事を読むとこうなれます
- ランディングページがどんなものか理解できるようになる
- ランディングページを自分のビジネスに生かせるようになる
- ランディングページを作るポイントが分かるようになる
ランディングページって何書いたらいいっスか?
そうだねぇ。
その前に
ランディングページの意味って知ってる?
ラ、、、ランディングページの意味!?
書く目的、理由を知らないで作ると
失敗する可能性大だから
ランディングページの意味や目的から
しっかり説明するね!
ランディングページ(LP)の意味
ランディングページの定義と概要
ランディングページは、英語でLanding Page。
日本語では着地ページですね。
よく『LP』や『ランぺ』と略されます。
訪問者が一番初めに目にするページのことです。
オフラインでも、会った瞬間の3秒で第一印象が決まり、
その後のビジネスに影響するといわれるように、
WEB上でのあなたのビジネスの第一印象が決まるページです。
広義と狭義のランディングページの違い
ランディングページと一言で言っても実はいくつか意味があります。
広義のランディングページは、
訪問者が初めてアクセスするページ全般を指します。
これは企業のホームページのトップページや
特定のキャンペーンページなど、
さまざまな形態を含みます。
狭義のランディングページは、
特定の広告やマーケティングキャンペーンに関連して作成され、
訪問者に特定の行動(購入、問い合わせ、登録など)を促すことを
目的としています。
女性起業家の皆さんはこちらの定義で使われることが多いです。
この記事も、狭義の「ランディングページ」を解説していきますね。
メルマガ・LINE登録やお申込み率の向上
ランディングページは訪問者に特定の行動を促すために
一般的なブログ記事とは少し異なる構成で作ります。
ランディングページに適した文章構成に沿って作ることで、
訪問者の興味・好奇心を高めながら
読み進んでもらうことができます。
そのホットな状態だからこそ、
最後に案内する、
メルマガ登録やLINE登録
商品やサービスへのお申し込みなどに
繋がりやすくなります。
例えば
遊園地や美術館などで、
見たり、遊び尽くした最後に
お土産屋さんがありませんか?
そして楽しい気持ちのままお土産屋さんがあると、
ついつい何か買ってしまいますよね。
そんなイメージです。
更に、マーケティング的戦略、
ペルソナに合ったデザインとメッセージで、
お申込みやお問い合わせ率を大幅に向上させることができます。
成約率の向上
ランディングページは特定の商品やサービスに焦点を当て、
訪問者の興味を引きつけるため、
成約率の向上にもつながります。
ランディングページの作りにもよるのですが
ランディングページ内で訪問者にとって
あなたの商品、サービスが必要なものだと
伝えられていたら(教育できていたら)
訪問者は少なからず欲しい気持ちの状態で
あなたのセールスを受けることになり
成約率を向上させることができます。
売上予測を立てやすくなる
ランディングページは作るだけでなく、
その後の分析も大切です。
1ヶ月にどのくらいの人がランディングページを見て、
どのくらいメルマガやLINE登録をしてくれて、
どのくらい体験会やセミナー(フロントエンド)に申し込みがあり、
その後のメイン商品・講座(バックエンド)が成約したか。
この数値を見て行くことで、
マーケティング戦略の見直しをしたり、
やり方を変えてみたり、
集客動線の改善をすることもできますし、
売上の予測を立てやすくなります。
数値が分かるツールも世の中には沢山でていて
初級から上級まで様々なものがあります。
ランディングページを作る時のルールとその理由
1枚の縦長レイアウト
訪問者がページをスクロールして情報を取得できるよう、
1枚の縦長レイアウトで作られます。
1枚だと読む順番が決まってくるので、
訪問者に興味をもって読み進んでもらえるような流れ(構成)を
生かすことができます。
他のページへのリンクは極力使わない
訪問者が他のページに移動しないよう、
ランディングページと関係のないリンクは
極力貼らないようにします。
ページを移動すると、
訪問者の興味が他へ移ってしまうからです。
訪問者がページ内を移動することなく、
集中して情報を読んでもらうことで
最後の行動に繋がりやすくなります。
商品・サービスやペルソナを絞る
特定の商品やサービス、ペルソナに絞ることで、
メッセージを具体的にして訪問者にイメージしやすくします。
例えば、
『話せるようになる英会話教室』というより、
『海外旅行前に短期間で学べる初心者向け英会話教室』
の方が、海外旅行前で道中の英会話をなんとかしたい人には
ぐっときませんか?
特定のニーズに応じた商品・サービスを提供することで、
デザインやメッセージが刺さりやすくなり、
訪問者の関心を引きつけ、結果を向上させます。
読み手に行動を促す
ランディングページは、訪問者に具体的な行動を促すことが重要です。
この行動喚起をCTA(Call To Action)と言っています。
人は行動を起こす動機や方法がはっきりしないと動きません。
WEB上では特にその傾向が強く、
訪問者に行動してもらうためには、
訪問者が次に何をすべきかを簡単に理解できるような
具体的な行動の指示がとても大切です。
どこからアクセスされる?ランディングページの流入経路
『ランディングページを作っただけで集客できる!』
そう思っている方も多いようですが、
そんなことはありません!
ランディングページにたどり着くまでの、
流入経路の確保も必要です。
例えばチラシを作ったとしても
見る人がいなければ意味はないですよね。
まずは見る人を増やす(露出)必要があります。
リスティング広告などのWeb広告
Web広告を通じてランディングページへのアクセスを
増やすことができます。
Google広告やMeta広告(Facebook広告、Instagram広告)などの広告は、
ペルソナ(ターゲットユーザー)に直接ランディングページを知ってもらうための
効果的な方法です。
費用がかかりますが、
新規顧客獲得ができる方法です。
SNSからのアクセス
Facebook、Instagram、X(Twitter)などのSNSを通して
訪問者を誘導します。
投稿やプロフィールなど、リンクが貼れるような場所に
ランディングページのリンクを貼って置き、
日頃の投稿などでアピールしていきます。
最近では宣伝やPR目的の投稿には
PR表記が必須になりました。
ルールを守って、注意して投稿して下さいね。
メールマガジンからのアクセス
メールマガジンでランディングページへのリンクを紹介します。
新商品の宣伝、
イベントの参加申し込みなど、
既存の顧客や見込み客に対して
直接的なアプローチができます。
名刺やチラシからのアクセス
オフラインで使う名刺やチラシにも
ランディングページのURLを記載します。
名刺やチラシは多くの情報をのせることはできません。
また、オフラインでは会話する時間が限られていたり、
口頭で伝えるため思うようなセールスが出来ないことも多々あります。
そんな時にランディングページのURLが記載されていれば、
再度WEB上で情報提供することができます。
検索結果からのアクセス
SEO対策をして、検索結果からの自然なアクセスを狙います。
検索エンジンでの上位表示を目指すことで、
関連キーワードでの自然検索流入を増やします。
手間暇はかかりますが、
費用がかからず新規顧客獲得が狙えます。
基本のランディングページの作成方法
目的・ペルソナ(ターゲット)の設定
ランディングページを作る前に
そもそも商品やサービスのペルソナを設定していますか?
「誰が誰に何をどのように」が明確でないと
企画創造すらできません。
ランディングページを作る前に
ここはしっかりと決めましょう!
たったひとりの理想のお客様である
ペルソナを具体的に描くことで
その人の好奇心を一瞬で高める
ラブレターをかくことができ
ペルソナの心に届く
ランディングページを作ることができ
成果に直結してきます。
ランディングページを作る際は
目的も明確にします。
メルマガやLINE登録をしてもらってリスト獲得しますか?
イベントやセミナーの参加者を募集しますか?
小冊子などのプレゼントをダウンロードしてもらいますか?
集客の動線の何のランディングページをつくるのか
明確にしてください。
構成の決定
ランディングページの全体構成を決定します。
ファーストビュー
ベネフィット(商品によって得られる価値)の紹介
証明や実績
お客様の声
行動喚起など
各セクションの配置と内容を決めます。
この構成をうまく作ることで
訪問者がページを読む流れができ
興味を持って読み進めることができるので
結果に繋がります。
タイトルや見出し・文章の決定
ペルソナの悩みに寄り添ったり
好奇心が高まるタイトルや見出し文・文章を作成します。
常にペルソナが使っている言葉や、関心がある言葉を選び、
シンプルかつ効果的なメッセージを伝えます。
WEBページ製作
実際のWEBページを製作し、
デザインやレイアウトを調整します。
細かく複雑で分かり難いデザインは
ページを離れてしまう(離脱する)原因となります。
ターゲットがスッと違和感なく読めるような
ページを作ることが大切です。
基本のランディングページの構成要素
ファーストビューの重要性
ランディングページの中でも
訪問者に一番最初に表示される場所のことを
ファーストビューといいます。
ランディングページを読むかどうかは、
このファーストビューでほぼ決まります。
あなたも訪問者側としてランディングページを開いた時に、
『あ、このページは違う』
と思ってページから離れたことはないですか?
ファーストビューに訪問者が期待することが書かれていれば
(お悩み解決や欲求を満たことができそうな内容)
そのまま読み進めてもらえるので、
ペルソナに合わせたデザイン、メッセージが
とても大事になってきます。
訪問者の共感を得る
次に訪問者の悩みやニーズに共感する内容を含めます。
『こんなお悩みありませんか?』
など、
このページの内容が訪問者の悩みとマッチしていると認識してもらい、
その悩みの背景や原因などを説明することで共感を得ます。
ペルソナの問題を理解し
それに対する解決策を提示することで
信頼を築いていきます。
ベネフィットと実績の紹介
提供するサービスや商品のベネフィットや実績を具体的に紹介します。
ベネフィットは、訪問者がその商品やサービスを利用することで
得られる具体的な利益です。
人は商品やサービスを利用することで
自分にどんな素敵な未来が訪れるかイメージができると
欲しくなります。
また、お客さんは広告を
「読まない」「信じない」「行動しない」
という3原則があります。
より具体的な数値やリアルなお客様の声を用いることで、
信頼性を高めることもとても大切です。
お客様の声
もし今までの生徒さんや受講生さん、
体験セッションやセミナーで頂いた
お客様からの感想=お客様の声があれば活用しましょう。
ここではペルソナにあったお客様の声をいれることで
リアリティと共感が生まれます。
クロージング
取引や契約の最終段階のことをクロージングと言います。
ランディングページで言えば
訪問者にしてもらいたい行動を促すことです。
行動するとプレゼントがもらえたり
行動に期限を設けたり
訪問者が今行動すべき理由を用意してあげます。
あなたは行動をためらっている時に、
背中を押してほしいと思う時はありませんか?
自分で決めきれない時に
行動する理由があると
行動してくれやすくなります。
読まれるランディングページ作成5つのポイント
デザイン
デザインは一瞬でメッセージを伝えることができます。
特にファーストビューではデザインがとても重要で、
ペルソナの趣味嗜好に合っているか
悩みを解決できそうかなど
読んでみようと思ってもらえるデザインにする必要があります。
文字の強弱も大切です。
WEB上では人は必要な部分だけを
拾い読みしながら読んでいきます。
興味を引くワードのサイズを大きくしたり、
強調することによって、
その文章全体を読んでもらいやすくなります。
メッセージ
メッセージはペルソナの悩みに寄り添った具体的な内容で
伝えることが大切です。
文章からペルソナがそのイメージができるかどうかが勝負です。
また、ペルソナがいつも使っている言葉を使うことも大切です。
WEB上では読んでいて違和感があると
ページから離れて行ってしまうからです。
考えてみてください。
あなたが友人とカフェで会話をしている時、
その友人が突然専門用語や難しい言葉を使い始めたとします。
その瞬間、あなたは話の内容が理解できなくなり、
興味を失ってしまいますよね。
同様に、WEB上でも訪問者が難解な言葉や
自分の日常生活に馴染みのない言葉に出会うと、
違和感を感じてページから離れてしまいます。
動線
訪問者が迷わないよう、わかりやすい動線を設定します。
どんどん先を読みたくなるような興味付けをしながら、
行動した先の素敵な未来をみせ、
行動する理由で後押しし、
行動を促します。
流れが大事なので、
分かりやすい見出しで
流れのイメージを持たせるのも大切です。
行動
ランディングページでは、
行動したいと思った時に
直ぐしてもらえるよう、
複数個CTAを配置します。
そこで迷ったり悩んでいるうちに、
『まあいいか』
と諦めてしまう人が多いからです。
最近では常時表示できるボタンなどを設置して
行動を促しているランディングページも多いです。
スマホ対応
最近ではスマホでWEBページを見る人が多いので
スマホ対応が必須となっています。
逆にパソコン、スマホ両対応だと
製作に時間と費用がかかるため、
スマホでのデザインだけに絞ることもあります。
お客様がいつ、どこで、
ランディングページをみているのか想像して、
対応を検討してみてください。
効果的なランディングページの運用とは
PDCAの必要性
ランディングページは1度作ったら終わりではありません。
1度で完璧なページなど、
どんな優れたマーケッターでも難しいからです。
そこでテストを繰り返し、
成果が高いランディングページに育てていきます。
そのために重要なのが、PDCAです。
PDCAとは計画、実行、評価、改善の流れで、
このサイクルを繰り返すことで、継続的な改善を図ることができ、
成果のでるランディングページに近づいていきいます。
分析ツールの活用
Google Analyticsなどの分析ツールを活用し、
何人がランディングページを訪問したか、
何人がボタンを押したかなど、
訪問者の行動データを収集します。
このデータをもとに、
PDCAの中で評価をしていきます。
ページのどの部分が反応があり、
どこに改善の余地があるかなど把握します。
A/Bテスト
異なるバージョンのランディングページを比較し、
どのデザインやコピーが最も効果的かをテストします。
基本的に評価をしやすいように、
一部分だけ変え、テストを繰り返していきます。
A/Bテストを繰り返すことで、
最適なページを作り上げることができます。
はじめてでも成功するランディングページまとめ
ランディングページの意味は分かりましたか?
成功するランディングページの作成には、
訪問者の悩みや欲求を理解し、
適切なデザインとコピー(文章)をつくることが重要です。
訪問者にとって魅力的で、お申し込みしたくなるページを作成し、
PDCAサイクルを回して常に改善を図りましょう。
定期的な分析とテストを通じて、
ページをより成果のでるものに育て、
集客の成果を最大化させることができます。
ホームページとランディングページの違い解説本プレゼント
ランディングページには広義と狭義の意味があって
広義だと訪問者が初めて訪れるページだから
ホームページとの違いが分からないって方も多いみたい。
ホームページとランディングページの違いもまとめてみたよ!