🔰リサーチャーまるお「SEOはもう通用しない？」みたいなことを聞いたんすけど、本当すか？
集まる集客®リサーチャー田上倫之今は検索すれば、サイトに行かなくても、直接Googleが答えを表示してくれるからね。それでも、そんな時代でもSEOは有効だよ。この記事で解説するね。
✅最近、サイトのアクセス数がじわじわと減ってきている
✅SEO対策をしているのに、なぜか問い合わせや売上につながらない
✅記事を公開しても、思ったようにクリックされない
✅Googleのアルゴリズム変更で、アクセス数が急減した
✅コンテンツを改善しても、なぜか成果が出ない
今、世界中で「ゼロクリック検索（Zero Click Search）」が急増しています。ユーザーは検索をしても、答えはすでに検索結果画面に表示され、リンクをクリックしなくても答えが分かります。これをゼロクリックと言います。
ということは、ユーザーは検索した時点で、Googleが表示した答えだけを見て、そのまま離脱する可能性があるということです。サイトにいかなくても満足してしまう人もいます。
では、「SEOはもう意味がないのか？」というと、そんなことはありません。意味はあります。しかし、戦略のアップデートが必要です。
これからの時代のSEOはどうやっていけばいいか？この記事で詳しく解説していきます。
・ゼロクリック検索とは、Googleの検索結果ページ（SERP）で、Googleが直接答えを表示し、サイトをクリックする必要がなくなる検索のこと
・ゼロクリック検索が増えると、アクセスが減る可能性はある。これからの時代は、「ゼロクリック検索を見越したSEO対策」をしていく必要がある。
・Googleはゼロクリック検索でも情報の出典を表示することが多いため、ユーザーが詳しい情報を知りたい場合は、そのサイトを訪れる傾向がある。そういうユーザーは質が高くてコンバージョンにつながりやすい。
・ゼロクリック検索に対応するには、大前提として、E-E-A-T（経験・専門性・権威性・信頼性）を高めて、検索意図に合った、専門的なサイトを作ること
・他のゼロクリック検索対策としては、下記の対策がある
→検索キーワードを慎重に選ぶ
→わかりやすく簡潔なコンテンツを作る
→「○○とは？」「○○の方法」など、引用しやすい文章構成にする（音声検索対策にもなる）
→ブランド名で検索されるようにする
→Googleだけでなく、SNSでも検索上位に来るように対策する
・ゼロクリック検索の時代は、PVが今までよりも下がる。よって、コンバージョンをいかにとるかがポイントになる。そのためには、記事を「ラブレター構造」で書くのが有効
ゼロクリック検索とは？
🔰リサーチャーまるお「ゼロクリック検索」って何すか？
集まる集客®リサーチャー田上倫之ユーザーがリンクをクリックすることなく、検索結果ページ上で直接回答を得られる検索のことを指します
あなたが「今のニューヨークの時間」や「藤井聡太の年齢」を検索したとき、多くの場合、Googleの検索結果ページ（SERP）に答えが表示されます。
わざわざ外部のサイトや公式サイトをクリックしなくても、ざっくりした答えがGoogleに常時される。これが「ゼロクリック検索」と呼ばれるものです。
- 天気予報を検索すれば、気象庁のサイトに行かなくてもすぐにわかる
- 映画のキャストを調べると、Googleが出演者の一覧を直接表示する
- 「エアコンのフィルター掃除のやり方」を検索すると、画面上部にAI Overviewが表示され、手順が詳しくわかる
Sparktoroが2024年に行った調査では、Googleの検索結果の内、アメリカでは58.5%がゼロクリック検索になっていました。つまり、検索結果の半数以上で、ユーザーは外部サイトのリンクをクリックしなくても、答えを得ているのです。
ゼロクリック検索が個人起業家に与える影響とは？
🔰リサーチャーまるおゼロクリック検索が増えることで、個人起業家にはどんな影響があるんすか？
集まる集客®リサーチャー田上倫之サイトのリンクをクリックしてくれなくなるので、トラフィック減ったり、売り上げやリードが減ったりする可能性があるね。
たとえば、あなたが「オンライン集客のコツ」というブログ記事を書いているとします。
今までだったら、ユーザーが「オンライン集客のコツ」と検索すると、検索結果の上位にあなたの記事が表示されます。ユーザーはそのリンクをクリックして、あなたのブログを訪問し、その記事を読んでいましたね。
しかし、ゼロクリック検索が増えると、ユーザーはあなたの記事を読まなくても、Googleが検索結果の上に答えを表示してしまいます。結果、あなたのサイトを見なくてもユーザーは答えを知って離脱する可能性があります。
ゼロクリック検索で予測される影響
1. ウェブサイトへのアクセスが減少する
検索結果に表示されてもクリックされなければ、直接的なトラフィックは増えません。 せっかくSEO対策をしても、そのままではPVが減る可能性があります。
2. 売上やリード獲得数が少なくなる
訪問者が減れば、商品やサービスの申し込みも減ります。 さらに、メールリストの登録や問い合わせのチャンスも減っていまいます。
3. 顧客とのやり取りが減る
記事を読むことで、あなたの理念を知って、ファンになるユーザーもいます。 しかし、ゼロクリック検索が進むと、「情報だけ取られて、ブランドの印象は残らない」という状態になりかねません。
ゼロクリック検索でSEOは死んだのか？
🔰リサーチャーまるおやばくないっすか？ 「もう、SEOは死んだ」と言われるのもわかるっすね。
集まる集客®リサーチャー田上倫之確かに、今までのやり方でSEOを続けてたら、リスクが大きいよね。それでも、ゼロクリック検索の時代に合わせたSEO対策をすれば、大丈夫だよ。
検索上位3位に入らなければ、SEOの効果は激減する？
Googleで何かを検索したとき、1ページ目の4位以下のリンクをクリックすることはありますか？多くの人が「いや、ほとんどしない」と答えるでしょう。
これに関して、Neal Patelが紹介しているデータが参考になります。
同じキーワード検索結果に出てくるサイトで、検索2位のサイトと、検索4位のサイトを比較したときに、検索2位の記事のクリック率は 18.7%、検索4位の記事のクリック率は 7.2%だったのです。
検索順位がちょっと下がってトップ3から外れただけで、クリック率は半分以下に激減していたのです。検索順位が4位以下に落ちた時点で、SEOの効果は大幅に下がる可能性があります。
ゼロクリック検索が進むことで、この傾向は加速するでしょう。従来のSEOでは「とにかく検索結果の1ページ目に入る」ことが目標でしたが、それだけではもはや不十分になります。
ゼロクリック検索対策が、これからの時代のSEOになる
では、ゼロクリック検索の時代にSEOはもう意味がないのでしょうか？
答えは「NO」です。
これからの時代は、「ゼロクリック検索時代のSEO」をするべきです。あなたのブログ記事の文章が、ゼロクリック検索に引用されたり、参照元のサイトとしてGoogleのAIに選ばれることを目指すのです。
質の高い見込み客が集まる可能性がある
🔰リサーチャーまるおゼロクリック検索だけ見れば答えが分かるなら、ブログは見られなくなるんじゃないっすか？
集まる集客®リサーチャー田上倫之全員がAIの答えを見て離脱するわけじゃないんだ。AIの答えを鵜呑みにせずに、裏付けを取るために参照元のサイトを訪れる人もいるよ。しかも、そういう人は質も高いんだ。
ゼロクリック検索が増えることで、ブログのPVはこれまでよりも減るでしょう。AIの答えを見て満足して離脱する人が増えるからです。
しかし、全員が、ゼロクリックで表示された答えを見て離脱するわけでもありません。もっと詳しく知りたい人、ちゃんと裏を取りたい人は、そこに書かれた「参照元のサイト」を訪問して詳しく調べます。
しかも、そういう人たちは、質の高い見込み客になる可能性があります。AIの答えだけではなく、自分で詳しく情報を取りに行ってる人たちだからです。
彼らは積極的に情報を取りに来るような熱のある人なので、こちらが役に立つ情報を提示すれば、メルマガに登録したり、商品を買ってくれたりする見込みがあります。
逆に、AIの答えを見て満足して終わるような人がブログに来たとしても、メルマガを登録したり、商品を買ってくれたりする可能性は低いです。こちらが詳しく語ろうにも、すぐに彼らは離脱するからです。
🔰リサーチャーまるおゼロクリック検索があることで、ある意味、質の高い読者を仕分けしてくれている可能性もあるんすね。
集まる集客®リサーチャー田上倫之どんなにPVが多くても、商品の購入につながらなければ意味がないからね。だからこそ、ゼロクリック検索で参照元のサイトに選ばれることが大事なんだ。
他の生成AIの検索からの流入も見込める
また、ゼロクリック検索であなたの記事が引用されるということは、GoogleのAIがあなたのサイトを評価したということです。
GoogleのAIに「このサイトは検索者に分かりやすい情報を与えられている」と評価されるようなサイトは、Google以外の生成AIにも評価される可能性があります。
ということは、Google検索だけでなく、ChatGPTなどの生成AIにおいても、あなたのサイトが引用される可能性があり、そこからの流入も見込めます。実際、集まる集客®総研も、こうした生成AIからの流入が実際にあります。
ゼロクリック検索の対策をすることで、Googleからの流入が減っても、生成AIからの流入はこれまで以上に増える可能性があります。
オーガニック検索の検索順位も上がりやすくなる
🔰リサーチャーまるお「オーガニック検索」って何すか？
集まる集客®リサーチャー田上倫之GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したときに表示される、広告以外の普通の検索結果のことだよ。ゼロクリック検索対策をすることが、従来のSEO対策にもなるんだ。
ゼロクリック検索で参照元として引用されるということは、GoogleのAIに評価されているということです。
ということは、Googleにとって、あなたのサイトが「読者に役に立つコンテンツを発信している」と認められているということです。後述するE-E-A-Tなどの評価基準をクリアしています。
Googleの評価基準を満たしている記事は、ゼロクリック検索にならない、普通の検索結果においても、検索上位になる可能性があります。ゼロクリック検索＝通常のSEO対策にもなるのです。
ゼロクリック検索の参照元になるメリット
・ゼロクリック検索から、「さらに知りたい」と思った読者の流入が見込める。
・しかも、その読者は、コンバージョンが高くなるような「質の良い読者」である可能性がある。
・Google以外の、他の生成AIでも引用され、そこからの流入も見込める
・ゼロクリックでない、普通の検索でも検索上位になる可能性がある
結局、ゼロクリック対策をすることが、色々なSEO対策につながるのです。
ゼロクリック検索にはどんな種類がある？
🔰リサーチャーまるおゼロクリック検索って、具体的などんな種類があるんすか？
集まる集客®リサーチャー田上倫之よく出てくるのはAI Overviewと言われるものだね。他にも色々あるけど、特にオンラインビジネスをやっている個人起業家に関係ありそうなものを見てみよう！
AI Overview
GoogleのAI Overviewsは、検索結果のトップにAIが要約した回答を表示する機能です。Googleが複数の情報源からデータを集め、最適な答えを自動生成します。
例えば、「SEOとは？」とGoogleで検索すると、AIが概要を要約して表示します。さらに、回答の出典サイトのリンクも示されます。これがAI Overviewです。
強調スニペット（Featured Snippets）
強調スニペットは、Googleが特定のウェブページから最も関連性の高い情報を抜粋し、検索結果のトップに表示する機能です。答えとなる情報が強調されて表示されます。
例えば、「コンテンツマーケティング」と検索すると、下記の画像のように「コンテンツマーケティングとは」と書いてある部分が強調されて、検索結果のページの上部に表示されます。
ダイレクトアンサーボックス（Direct Answer Box）
ダイレクトアンサーボックスは、簡潔な質問に対してGoogleが最も短い答えを直接表示する機能です。
例えば、「今日の気温」と検索すると、検索結果に今日の気温が即座に表示されます。わざわざ天気予報のサイトのリンクをクリックする必要はありません。
特に計算、単位換算、スポーツの記録、歴史的事実などを検索したときに多く見られます。
ナレッジパネル（Knowledge Panel）
ナレッジパネルは、検索結果の右側に表示される情報ボックスです。
例えば、「Google」と検索すると、Googleがどんな会社で、今のCEOや、設立者は誰で、どの場所で設立されて～みたいな基本情報を検索結果に表示します。ユーザーはわざわざ個別のサイトに行かなくても基本的なことがすぐにわかります。
People also ask（他の人はこちらも検索）
検索結果の途中に表示される「他の人はこちらも検索」（People Also Ask）は、Googleが検索者の検索ワードに関連する質問をリスト化する機能です。
例えば、先ほどの例で使った「コンテンツマーケティング」と検索すると、
「コンテンツマーケティングとは何ですか？」
「コンテンツマーケティングとSEOの違いは何ですか？」
といった追加の質問が自動生成され、クリックすると回答が表示されます。
ゼロクリック検索時代でも変わらない、Googleの評価基準とは？
ゼロクリックというのは、要するに「GoogleのAIに評価されれば、ゼロクリック検索の結果に自分のサイトを表示してくれる」わけですから、ゼロクリック対策する以前にGoogleに評価されないといけません。
そしてこれは前述したように、そのままゼロクリック対策にもなります。
では、Googleはどのようにして、無数のウェブページの中から最適な検索結果を選び、順位を決めているのでしょうか？
大事なポイントを詳しく見ていきましょう。
ユーザー行動データ
Googleは、Chromeのデータを活用し、ユーザーがサイト内でどのように行動しているかを分析しています。
主に見ているデータは次の通りです：
・どれくらいの時間滞在したか
・どのくらいスクロールしたか
・クリックや離脱のタイミング
これらのデータをもとに、「ユーザーにとって価値のあるページか？」を判断しているのです。
集まる集客®リサーチャー田上倫之すぐに離脱されずに、ユーザーに長時間読まれている記事は「ユーザーに価値を与えている」と評価されるんだよ。
クリック率（CTR）
検索結果ページ（SERP）に表示された際、どれだけの人がクリックしたか（CTR）も重要な指標です。
クリック率が高いページは、「検索ユーザーにとって魅力的なコンテンツ」と評価され、上位表示されやすくなります。
E-E-A-T
Googleの評価基準で有名なのは、「E-E-A-T（経験・専門性・権威性・信頼性）」です。専門的で、信頼できて、経験や実績に基づいて書いてある記事ほど、評価されます。
Googleは「誰が書いているのか」を重視します。E-E-A-Tを満たしている記事を書いていると、「この記事は信頼できる人が書いている」と評価して、検索順位が上がりやすくなります。
※E-E-A-Tについては、下記の記事をご参照ください
被リンクの質と量
🔰リサーチャーまるお「被リンク」って何すか？
集まる集客®リサーチャー田上倫之被リンクとは、他サイトからリンクを貼られることだよ。被リンクが多いほど、Googleの評価が高くなるんだ。
被リンク（他サイトからのリンク）は、Googleにとって「このサイトは信頼できるか？」を判断する大きな要素です。
他のサイトに紹介されているということは、それだけ世間の評価が高い証拠になるからです。
さらに、
- 高品質なサイトからのリンクが多いほど信頼性が上がる
- 多くの色々なサイトからリンクされることで評価が上がる
- 新しいリンクを継続的に獲得すると、コンテンツの鮮度が高いと判断される
という特徴もあります。
ただし、低品質なリンク（怪しいサイトからリンクされること）や不自然なリンク（非合法にお金で買ったようなリンクなど）は逆効果なので注意が必要です。
ゼロクリック検索時代のSEO戦略 5つのポイント
①狙うキーワードを見極める
すべてのキーワードで上位を狙うのは、もはや効率的ではありません。重要なのは、ゼロクリック検索の種類に応じて、ターゲットを絞ることです。
例えば、同じゼロクリック検索でも、強調スニペットやPeople Also Askは、自社のブログ記事の文章がそのまま引用されます。
しかし、AI Overviewだと、文章がそのまま引用されず、AIが文章を要約してしまいます。
よって、「強調スニペット」や「People Also Ask（他の人はこちらも質問）」は、自社サイトの認知度を高めるのに適していると言えます。文章がそのまま引用され、もっと知りたいと思った読者はあなたのサイトのリンクをクリックする可能性があります。
・「AI Overview」や「ダイレクトアンサーボックス（Direct Answer Box）」はGoogleが答えを提供してしまうので、自社サイトへのクリック率は低くなります。
ただし、AI Overviewは参照元が表示されるので、引用されるに越したことは無いです。リンクをクリックされる確率はゼロではありません。
🔰リサーチャーまるおということは、People Also Askや強調スニペットが、効果が高そうっすね。
集まる集客®リサーチャー田上倫之そうだね。「〇〇とは？」「〇〇の違い」みたいな、Q and Aのようになっている文章は、特に引用されやすいよ。
SEOツールを使う
ゼロクリック検索の対策をするには、SEOツールを活用して最適なキーワードを見つけるのがいいでしょう。
例えば、有料ではありますが、Moz Pro SERP Analysis ToolというSEOツールでは、キーワードの検索結果で「これはPeople Also Akで表示される」といったことがわかります。
また、ラッコーキーワードで、調べたいキーワードを入力し、「潜在的な検索キーワード/質問（LSI/PAA）」をクリックすると、そのキーワードに関して、質問されそうなアイディアを一覧で出してくれます。
これを元に記事やFAQを書けば、People Also Askに引用されるかもしれません。
他にも、AnswerThePublicを使って関連する質問を探すこともできます。キーワードを入力し、検索ボタンを押すだけです。
キーワードに関する質問の候補を集めることで、ゼロクリック検索に適したキーワードを深堀できるのです。
②ゼロクリック検索に採用される構造にする
Googleに検索結果として抜粋されるには、コンテンツの「構造化」が鍵となります。つまり、AIにとって、読みやすい、わかりやすい構成にするということです。
特に、次のポイントを意識しましょう。
✅ シンプルで分かりやすい文章にする
・短い文で簡潔に書く
・専門用語を避け、わかりやすい表現を使う
✅ 読みやすいレイアウトにする
・見出し（H2、H3）を適切に配置する
・箇条書きやリストを活用し、情報をスッキリ見せる
・図や表を入れて直感的に理解できるようにする
✅ 記事の中で質問に答える
・「○○とは？」「○○の方法」「○○の違い」など、よく検索される質問に対する回答を含めることで、強調スニペットやPeople Also Askに表示されやすくなる。
集まる集客®リサーチャー田上倫之記事の中にFAQ（よくある質問）のコーナーを作るのもいいね！
③Googleが評価するユーザーエクスペリエンスを向上させる
Googleは、ユーザーが快適に使えるサイトを評価します。例えば、「ページの読み込みが早い」「スマホでも見やすい」といったことです。こういうのを「ユーザーエクスペリエンス」と言います。
ユーザーエクスペリエンスを良くすることで、Googleから評価され、検索順位が上がったり、ゼロクリック検索に引用されたりする可能性が上がります。
そのため、以下の要素を改善することが必須です。
✅ ページの読み込みの速度を上げる
・画像を圧縮する
・不要な文章を削除する
・GoogleのPageSpeed Insightsで改善点をチェックする
✅ モバイルの最適化をする
・スマホで見やすいフォント・ボタン配置にする
・画面幅に応じてテキストや画像サイズを調整する
④SNSや生成AIのSEO対策もする
今や、検索エンジンはGoogleだけではありません。特に若い世代は、TikTokやYouTubeで直接検索して情報を得ることが増えています。
実際、Googleもこれを無視できなくなっており、検索結果にRedditの投稿やYouTubeの動画を頻繁に表示するようになっています。
SEOの時代は、「Googleだけを意識すればよい」という時代から、「ユーザーが、Googleだろうと、SNSだろうと、ChatGPTなどの生成AIだろうと、どこで検索しても自社サイトが見つかるようにする」という時代へと進化しています。
Googleだけに頼るのではなく、SNSだけに頼るでもなく、GoogleもSNSもフルに活用することが、これからの時代に求められます。
そのための各SNSの対策は、下記の記事をご参照ください。
※Youtubeのアルゴリズムと対策はこちら↓
※インスタのアルゴリズムと対策はこちら↓
※TikTokのアルゴリズムと対策はこちら↓
※Xのアルゴリズムと対策はこちら↓
⑤音声検索の対策をする
🔰リサーチャーまるお音声検索って何すか？
集まる集客®リサーチャー田上倫之スマホやPCに話しかけて、音声で検索する方法だね。日本ではまだ馴染みがないけど、海外では音声検索をする人が増えているんだ。今のうちに対策をしておくといいね。
パソコンやスマホでインターネット検索をするときに、検索ボックスの右側にマイクのアイコンがあるのを見たことがあると思います。これが音声検索のボタンです。
マイクのアイコンをタップして、検索ワードを話しかけると、1～2秒後にはGoogle検索結果が表示されます。文字を手入力するより、音声入力のほうが圧倒的にスピードが速くて、海外では利用している人が増えています。
日本でも、今の内から音声検索のSEO対策をしておくと、競合に差をつけられるかもしれません。
主な対策としては、下記の点があげられます。
✅SiriやAlexa向けに、会話形式のコンテンツを用意する
✅「○○とは？」に対するシンプルで明確な回答を提供する
→音声検索（SiriやAlexaなど）では「○○とは？」という形式の質問がよく行われるため、短く・簡潔に「○○とは～です」という一言定義を用意しておく
集まる集客®リサーチャー田上倫之これはそのまま、ゼロクリック検索のSEO対策にもなるよ！
たとえば、「SEOとは～です」「CTAとは～の略で、～するためのものです」というように、一文で「〇〇とは？」の定義を明記するのがコツです。
こうした、一問一答形式のように質問に答える書き方をすると、AIが引用しやすくなります。
音声検索対応だけでなく、強調スニペット（Featured Snippets）やPeople Also Askの対策にもなるのです。
⑥ブランド検索のボリュームを増やす
たとえば、「メンズランニングシューズ」と検索したとき、上位に表示されるのはナイキ、アディダス、アシックスといった有名ブランドばかりですよね。
ブランドが強くなるほど、Googleの検索結果にも反映されやすくなります。Googleはブランドの権威性も評価の基準にしているからです。
そして、ブランドの権威性は、ブランド検索ボリューム（Branded Search Volume）で測ることができます。これは、ユーザーがGoogleでブランド名を含めた検索をどれだけ行っているかを示す指標です。
ナイキが好きな人は、「ナイキ スニーカー 新作」という検索をするかもしれません。ブランド名が浸透すれば、そのブランド名を含むキーワードで検索する人が増えます。
ブランド検索ボリュームが増えれば、自然と検索順位も上がり、ゼロクリック検索でも引用されやすくなります。
そのための対策は、下記の通りです。
✅ ブランドの認知度を上げる
・SNSやYouTubeで積極的に発信し、「ブランド名+○○」の検索が増えるようにする
・インフルエンサーや業界メディアとコラボし、ブランドの露出を増やす
✅ メディアへの掲載を増やす
・プレスリリースを活用し、大手ニュースサイトや業界ブログに取り上げてもらう
E-E-A-T（経験・専門性・権威性・信頼性）を高める
前述したように、Googleがコンテンツを評価するときの重要な基準が、E-E-A-T（経験・専門性・権威性・信頼性）です。
特に、AIによるコンテンツ生成が増えた今、Googleは人間の専門性や経験をかなり重視します。E-E-A-T（経験・専門性・権威性・信頼性）を意識した記事を書くことで、AIが大量生産できない、その人ならではの専門的な記事になります。
専門性のあるサイトで、Googleが「このサイトは信頼できる」と判断すれば、ゼロクリック検索で表示される可能性が高まります。そのためのポイントは下記の通りです。
✅ 専門性を示す
・業界の専門家とコラボし、信頼性のある情報を提供する
・記事に著者プロフィールを追加し、資格や経歴を明記する
・独自の調査やデータを活用し、信頼性のある記事を書く
✅ 権威性を高める
・権威あるサイト（大手ニュースサイトや大学機関）からの被リンクを獲得する
・専門家のインタビューや意見を記事内に取り入れる
・具体的なデータや統計を示し、主張の裏付けを強化する
✅ 信頼性を向上させる
・運営者のプロフィール情報のページを充実させる
・公式SNSアカウントを活用し、ブランドの透明性を示す
・高品質なレビューや口コミを積極的に集める
✅ AIを活用しながらも、人間が手を加える
・記事の執筆にはAIを活用しつつ、専門家による監修を加える
・AIに書かせたコンテンツの事実確認を徹底し、不正確な情報を排除する
✅ 定期的に情報を更新する
・定期的に記事を見直し、新しい情報に更新する
（検索結果に表示されるコンテンツは「最新であること」が重要）
伝え方は「ラブレター構造」がおすすめ
E-E-A-Tを守るとGoogleに評価されて、検索順位が上がり、ゼロクリック検索にも引用され、PVが上がります。しかし、どんなにPVを集めても、メルマガのリストが増えたり、売上につながったりしなと、意味がありません。
特に今からは、ゼロクリック検索時代が本格的に突入し、今までよりもPVは落ちます。よって、「ただ集めればいい」ではなく「集まった貴重なPVをいかにコンバージョンにつなげるか」がこれまで以上に重要になります。
コンバージョンを稼ぐには、記事を「ラブレター構造」で書くことが有効です。
好きな人にラブレターを書くように、自分のターゲット読者の心に響くような、想いの詰まったラブレターのような記事が書ければ、コンバージョンは上がります。
ラブレター構造は、これまで反応してこなかった読者さんから「まさに、今のわたしです」と言われるような記事が書けます。そうすることで、急にお申し込みが入ってくるようになった方もいます。
※ラブレター構造を詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください↓
よくある質問（FAQs）
- ゼロクリック検索とは？
-
ゼロクリック検索とは、Googleの検索結果ページ（SERP）で、Googleが直接答えを表示し、サイトをクリックする必要がなくなる検索のことです。
たとえば、「今日の天気」「1ドルは何円？」と検索すると、Googleが直接答えを表示するので、わざわざ他のサイトを開く必要がありません。
- ゼロクリック検索が増えると、サイトのPVは減る？
-
アクセスが減る可能性はあります。ただし、ただし、Googleはゼロクリック検索でも情報の出典を表示することが多いため、ユーザーが詳しい情報を知りたい場合は、そのサイトを訪れる傾向があります。
検索意図に合っていて、そのサイトでしか得られない価値がある、専門的なコンテンツを作ることがポイントです。
- ゼロクリック検索に対応するには、どうすればいいか？
-
GoogleのAIが、検索結果に引用したくなるようなサイトにすることがポイントです。
具体的には、以下の戦略が効果的です。✅ 検索キーワードを慎重に選ぶ
✅ わかりやすく簡潔なコンテンツを作る
✅ 「○○とは？」「○○の方法」など、引用しやすい文章構成にする
✅ 音声検索に対応する
✅ E-E-A-T（経験・専門性・権威性・信頼性）を高める
✅ ブランド名で検索されるようにする
✅ Googleだけでなく、SNSでも検索上位に来るように対策する
まとめ
ゼロクリック検索の時代が来て、これまでのSEO対策を変える必要が出てきました。
しかし、本質的なことは変わりません。「ユーザーの悩みを解決する」「ユーザーの役に立つ」そんなコンテンツを作れれば、ゼロクリックだろうと、SNSだろうと、生成AIだろうと、必ず評価してくれます。
そのためには、あなたが伝えたいコンセプトを明確にし、そのコンセプトが一番響くペルソナを考え、ラブレター構造で伝えていくことです。
そうすると、フォロワーに支持されるコンテンツを作れるようになり、あなたの今までの集客方法が「質の高いフォローが集まる集客」に変わっていきます。
今、そのポイントを無料で公開しています。興味がある人は、下記より特典を申請して、ご活用ください↓↓
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①2025年1月から本格的にSEO対策が次の時代に移行してます。
変化に対応するポイントを知りたい方はこちら↓
②実は、今の時代は「SNS集客が難しい時代」になっています。
その原因と対策を知りたい方はこちら↓
③集客の基本中の基本は「ターゲットのペルソナを決めること」です。
AIでペルソナ設定を楽にできる方法が知りたい方はこちら↓
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それが、「集める集客」から「集まる集客」に変えること。
この仕組みを手に入れるために必要なのは、たった2つのスキルです。
✅ Google検索1位が狙えるSEO対策（ゼロクリック検索にも対応）
✅ お客様の心に刺さる文章が書ける「ラブレター構造」
この2つのスキルを学びながら、実践を通じて報酬も得られるのが
「集まる集客®リサーチャー」です。
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まずは、こちらの小冊子をご覧ください↓
