【ザイガニック効果とは?】“続きが知りたくなる心理”を集客に活かす方法
最近、SNSのアクセス数が伸びないんす~(T_T)
なにか対策しようと思ってるんすけど、『ザイガニック効果』って知ってるっすか?
知ってるよ!
『ザイガニック効果』は、ツァイガルニク効果とも言われていて、
未完了な情報や、情報の一部が隠されているものに注意が向きやすいという心理効果だよね。
その心理効果、ボクのSNSの発信にも使えるのかな~。
てか、発信に注目してもらうために使ってみたいっす。
それ いいアイデアだね、まるおくん!
『ザイガニック効果』を活用して、まるおくんの商品の一部を公開するとか、やり方の一部を先行公開するとか!
『ザイガニック効果』が、実際にどんな使われ方をしているのか、詳しく見てみよう!
・ザイガニック効果について知りたい
・自分のビジネスにも活用できるの?
・ザイガニック効果を活用した具体的な施策例を知りたい
なぜザイガニック効果を活用して集客を「仕掛けていく」必要があるのか?
もし、続きを読ませる文章を書くことができたなら、
ブログならアクセスが増えるし、インスタならそこからメルマガ登録してもらうこともできるよ。
また、メルマガなら個別相談会のLPのクリックも増やせるかもしれないよ。
たとえば、ドラマや物語だとしたらこんなイメージ⬇️⬇️⬇️
ブログであれば、読者が次のページをクリックしたくなるような「続きが気になる記事」を書くことで、サイトのアクセス数を増やすことができるんだ。
インスタグラムでは、興味深い投稿を通じて、フォロワーにメールマガジンへの登録を促すことも可能だよ。
また、メールマガジンを使えば、読者を個別相談会などのランディングページ(LP)に誘導して、より具体的なアクションを促すことができるんだ。
このように、『ザイガニック効果』を活用して作成したコンテンツは、ただ情報を提供するだけでなく、顧客の好奇心を刺激し、彼らを次のステップへと導く力を持っているんだ。
まるおくん、見て見て!
どう?こんな風に途中から文字が薄くなって、「続きはこちら⬇️⬇️⬇️」とかなってたら、続きが気にならない?
「ショート動画」・「冒頭1秒が大事」とか、自分が気になるワードがある!という人は登録して読みたくなっちゃうよね。
これも『ザイガニック効果』を使っているんだよ。
参照:日経XTREND
他にも、
たとえばこの投稿、
人間関係がなんでも上手くいくようになる方法がひとつだけある
「ひとつだけ」って言われたら気になるっす!
なになにそれ?
「なんでもうまくいくようになる方法」ってなに!?
「ひとつだけ」って、逆に、うまくいく方法ってひとつだけなの?
えっ!知っておかないとヤバくない!?
なんて思うよね。
このタイトルは、「ひとつの方法が何か」を明らかにしていないんだ。
読者はこの方法が何なのかを知りたくなり、その答えを求めて関心を持つんだ。
未解決の問題や不完全な情報を提示することで、人々の好奇心を刺激し、続きを知りたいと思わせるのは、『ザイガニック効果』の典型的な例だよ。
たとえばこの投稿、
パパが掃除してるってことはさては…先読みりおちゃんw #パパをお説教する娘シリーズ – YouTube
「さては…」って、いったいなに!?
って、めちゃめちゃ気になるっす!
だよね~。
ここでの「さては…」は未完了の情報を提供していて、読者は「さては何?」という疑問を持つようになるんだ。
この未解決の問題や情報の提示により、読者の好奇心が刺激されて、続きを知りたい!と思わせる効果があるんだ。
これもまさに『ザイガニック効果』の典型的な使用例だよ。
たとえばこの投稿はどうかな?
面接で言うと99%落ちる言葉 – YouTube
え~~っ!!
これも気になるっす!
99%落ちるって、「その言葉やめてくれー」ってボクは思うっす(^_^;)
わかる~。
これも、具体的にどんな言葉が面接で不利に働くのかを明らかにしていないよね。
この不完全な情報提供によって、読者は「どのような言葉がそんなにまずいの?」という疑問を抱き、答えを知りたくなるんだ。
このように好奇心や疑問を刺激することで、読者の関心を引きつける効果があるよ。
これも『ザイガニック効果』を利用した、興味を喚起する方法の一例だよ。
普段、何気なく目にしているYouTubeやSNSの投稿でも、実はよく使われているのが、この『ザイガニック効果』なんだ。
まるおくんもこれを参考に、SNSの発信に使ってみよう!
行動心理学とは、なぜそのような行動を取ったのか、心の中を読み取る学問。
わかりやすい事例を交えながら、集まる集客にガチャリと切り替わる心理テクニックを一挙に紹介しているよ!
あなたはいくつ知っているかな?⬇️⬇️⬇️
『ザイガニック効果』とは?
『ザイガニック効果(Zeigarnik effect)』とは、ツァイガルニク効果とも言われていて、未完了のタスクのほうが、完了したものよりも記憶に残りやすいという心理効果のことなんだ。
私たちの脳が、「未完成」や「謎」に強く反応することから生まれているよ。
この『ザイガニック効果』は、マーケティングでもたびたび活用されているんだ。
「続きが気になる」と感じるのは、私たちの脳が情報の欠落を埋めたがる性質を持っているからなんだ。
たとえば、ドラマの途中でCMが入ると、「その後どうなるんだろう?」とワクワクするよね。これは脳が物語を「完結させたい」という欲求から来ているんだ。
また、広告でも「モニターの女性が30日後…」と途中で文章を切ったり、「2つの画像の違いがわかりますか?」とクイズ形式にしたりするクリエイティブを見かけるよね。
こういった広告も、続きが知りたいという『ザイガニック効果』を活用している事例だよ。
ザイガニック効果は、1920年代に心理学者ブラウマ・ゼーガルニクによって初めて提唱されたんだ。彼女の研究によれば、人々は未完了のタスクや中断された作業を完了したものよりもはるかによく覚えているそうだよ。
未完了な情報が人の興味を引く
この効果が記憶に影響するのは、未完了の情報が脳に「宿題」のような形で残るから。
まるおくんも、こういうことってない?
完了したことはサッと忘れてしまうけれど、中途半端に終わったことって頭から離れにくい、なんてこと。
あるっす!!
たとえば、友達との会話が中断しちゃったときなんか、「あの話の続きはどうなったんだろう」と後でも思い出したりするっす。
それそれ!
つまり、ザイガニック効果は好奇心をくすぐって、脳に「未解決の課題」として残ることで、より強く記憶に刻まれるんだ。
これを上手く使えば、見た人の興味を引きつけ、記憶に残る情報を伝えることができるよ。
『ザイガニック効果』の活用方法
『ザイガニック効果』をマーケティングのさまざまな場面で活用することで、より効果的な成果を上げることができるんだ。
マーケティングでは、商品やサービスの認知度を高め、購買意欲を喚起するために、ザイガニック効果を活用するケースが多く見られるよ。
情報の一部を隠して好奇心を刺激する
たとえば、テレビCMやWeb広告などで、商品やサービスの特徴やメリットをすべて伝えるのではなく、あえて一部を伏せたり、続きを想像させるような表現を用いたりすることによって、視聴者の興味を引きつけ、商品やサービスの詳細を知りたいと思わせることができるんだ。
商品やサービスの特徴をすべて開示しないで、一部を隠すことでお客さまの好奇心を刺激するってことっすね!
そうそう!
SNSやメルマガで「次回の投稿で新商品の秘密を公開します」といった形で情報を断片的に提供したりすると、フォロワーさんはその続きが気になって、次回の投稿を楽しみに待ってくれるようになるよ。
また、内容を謎解きやストーリー仕立てにすることによって、興味を引きつけ、記憶に残りやすくする効果もあるよ。
ストーリーテリング
商品やサービスの紹介にストーリーを取り入れることで、お客さまは物語の展開に引き込まれるよ。たとえば、商品の開発秘話や成功事例を語り、その中で「次回はこのような展開が待っている」といった未完了な要素を残すことで、お客さまは続きを知りたくなるよ。
未解決の問題を提示する
自分のビジネスに関連する未解決の問題や課題を提示して、それに対する解決策を提供することでお客さまの興味を引くことができるよ。たとえば、「あなたも悩んでいるこの問題、実は簡単に解決できる方法があります」といった形で情報を発信するよ。
限定キャンペーン
限定的なオファーやキャンペーンを実施して、その詳細を一部だけ公開することで、お客さまは「この機会を逃したくない」と感じるようになるよ。たとえば、「先着50名様限定で特別価格で提供しますが、詳細は後日発表します」といった形だよ。
個人起業家がザイガニック効果を活用するなら
個人起業家が『ザイガニック効果』を活用するなら、この3つのポイントに着目するのがオススメだよ。
1)ターゲットとなるお客様の「興味や関心を把握」する
『ザイガニック効果』とは、人々が解決できなかった問題やまだ完全には理解していない情報に強く興味を持ち、それが頭から離れにくくなる現象。
だから、起業家がこの効果を利用するには、まず自分の商品やサービスに興味を持ってもらえるようなお客様の層をしっかりと理解することが大切だよ。
2)未解決の問題や、未完了の情報を「ほど良い量」で提供するコツ
解決されていない問題や未完了の情報があまりにも多すぎると、人々の集中力を低下させる可能性があるんだ。
起業家は、ほど良い量の未解決の問題や未完了の情報を提供することが大事だよ。
3)未解決の問題や未完了の情報を「一定の期間内」に解決する
未解決の問題や未完了の情報をそのままにしておくと、お客様が期待を持っていたものと違ってしまい、結果としてマイナスの影響を及ぼすことがあるよ。
だから、起業家は、こうした問題や情報を早めに解決できる状態で提供することが大切だよ。
メルマガやSNSで活用する
メルマガやSNSは、個人起業家にとって、ターゲットとなるお客様と直接コミュニケーションをとることができる、重要なマーケティングツール。
ザイガニック効果を活用することで、メルマガやSNSの開封率やクリック率を高め、お客様の興味を引きつけ、商品やサービスの認知度を高め、購買意欲を喚起することができるよ。
具体的な方法はこちらだよ⬇⬇⬇参考にしてね!
・メルマガのタイトルや本文で、未解決の問題や未完了の情報を提示する
・SNSで、未解決の問題や未完了の情報に関するコンテンツを投稿する
例えば、
「広告 vs SNS。売上が伸びやすいのはどちらか?」
このようなメルマガのタイトルにすると、どちらか答えが知りたくなってメルマガの開封率をあげることができるよ。
これらのポイントを押さえて『ザイガニック効果』を活用することで、個人起業家は、メルマガやSNSをより効果的に活用してビジネスに活かしていこう。
ザイガニック効果を活用する具体的な例
・お客様の悩みや課題を解決するための方法や、商品やサービスの秘密を、メルマガやSNSで紹介して、お客様の共感を得る
・商品やサービスの開発秘話や、起業の経緯など、お客様の想像力を掻き立てるような情報を、ブログやSNSで紹介する
・商品やサービスの購入や、セミナーへの参加など、お客様の行動を促すためのキャンペーンを、一定の期間内に限定する
これらの例を参考に、個人起業家は、自分のビジネスに適した方法でザイガニック効果を活用してみよう。
ザイガニック効果を活用するなら ここに気をつけよう!
1)未解決の問題や未完了の情報が、ペルソナ(ターゲット)となるお客様の興味を引くようなものにする
『ザイガニック効果』は、未解決の問題や未完了の情報が、人々の好奇心を刺激することで効果を発揮するんだ。
そのため、未解決の問題や未完了の情報が、ターゲットとなるお客様の興味を引くようなものでなければ、効果的に働かないよ。
2)未解決の問題や未完了の情報が、適切な量にする
未解決の問題や未完了の情報が多すぎると、逆に注意を散漫させてしまう可能性があるよ。
未解決の問題や未完了の情報は、適切な量になるよう考慮しよう。
3)未解決の問題や未完了の情報が、一定の期間内に解決されるようなものにする
未解決の問題や未完了の情報が解決されなければ、お客様の期待感は裏切られ、逆効果になる可能性があるよ。
そのため、未解決の問題や未完了の情報は、一定の期間内に解決される可能性があるようにしよう
『ザイガニック効果』は、あくまでも心理効果のひとつ。そのため、必ずしも効果があるとは限らないよ。また、ザイガニック効果を過信して、内容が薄い情報や、お客様の興味を引かない情報を提供しても、効果は得られないよ。
『ザイガニック効果』を活用する際には、上記の点に注意して、効果的に活用するようにしよう。
ザイガニック効果を活用した事例
マーケティングでは、新製品の発売を前に情報を少しずつ公開することで「消費者の興味を引く」ということをしているよ。
そうすることで、消費者は新製品についての詳細を待ち望むようになり、商品の発売が待ち遠しくなるんだ。
他にも、ザイガニック効果を活用した事例は多岐に渡るよ。
《オウンドメディア記事》
オウンドメディア記事では、タイトルに虫食い・質問形式のザイガルニク効果が活用されていることが多いんだ。
たとえば、「その秘密は〇〇に」などというタイトルは、読者の興味を引き、記事の続きを読む動機を与えるよ。
《シンデレラの物語》
ご存知の方も多い「シンデレラ」の物語は、ザイガニック効果を活用した一例なのだそう。
シンデレラが王子様と結婚できた理由は、ただ “彼女が美しく儚げだったから” だけではなく、シンデレラは図らずも王子様に対して『ザイガニック効果』を使っていたのだとか。
『ザイガニック効果』とは、“中途半端に終わってしまった物事については、キレイに完了した物事についてよりも、約2倍も記憶に残りやすい”という心理法則のこと。
つまり、未完の物事ほど記憶に残るという心理法則から、王子様はどうしても “ガラスの靴を片方落としていったシンデレラのこと” を忘れられなくなってしまい、血眼になって彼女を探し出して結婚するストーリーになっていったんだね。
またこの効果によって、読者も物語の展開に引き込まれ、最後まで読みたくなるんだね。
参照:経営者の集客術
《テレビコマーシャル(CM)》
CMでは、「続きはwebで」と表示され、続きが気になってネットで検索してしまう、というザイガニック効果が活用されているよ。
《観光地へのリピーター誘致》
観光地では、時期や時間をずらしたイベントの情報を提供し、観光が完結していない状態を作り出して、「また来よう」と思ってもらえるよう工夫しているよ。
このような事例は、ザイガニック効果が人々の注意を引き、記憶に残る力を利用して、さまざまな目的を達成するために活用されているんだ。
ただし、この効果を利用する際には、倫理的な観点からも適切な方法で利用することが重要だよ。
まとめ:『ザイガニック効果』を使って、記憶に残る個人起業家になろう!
『ザイガニック効果』は、人々が未解決の問題や不完全な情報に強く引かれる心理現象。この効果を上手に活用することで、個人起業家はお客様の記憶に残る強い印象を与えることができるよ。
大事なのは、お客様がなにに興味を持つかを理解して、それに関連する情報をちょうど良い量で提供すること。多すぎると顧客の注意を散漫させ、少なすぎると効果が薄れてしまうよ。
このバランスを上手く取ることで、お客様との関係を強化し、リピーターを増やすことが可能なんだ。
『ザイガニック効果』を活用して、個人起業家のビジネスをさらに際立たせていこう!
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