インスタ頑張って投稿しているのに、全然伸びないっす・・
それはどげんかせんといかんね!うまくいかないのは、アルゴリズムに合った戦略ができてないのかもしれないね。改めて最新のインスタのアルゴリズムを学んで、立て直そう!
インスタのアルゴリズムが優先しているものに合わせて戦略を調整することで、より多くのユーザーにあなたの投稿を届けることができます。
✅毎日投稿しているのにインスタが伸びない
✅全然フォロワー数が増えない
✅何で自分より後に始めたアカウントが私より伸びてるの?
✅インスタの効果を感じられない
✅そもそもアルゴリズムって何?
この記事では、インスタのCEOアダム・モッセリ氏の最近のインタビューや、インスタを運営しているMeta社からの公式発表をもとにInstagramのアルゴリズムについて解説していきます。これらのポイントをおさえて、インスタで集まる集客をしていきましょう!
インスタのアルゴリズムとは?
Instagramのアルゴリズムとは、ユーザーにどのコンテンツを、どの順番で表示させるかを決める基準となるルールのことを指します。
インスタは、「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」という理念の元、これを実現するためにアルゴリズムは重要な役割を果たしています。あなた見たいコンテンツを逃さずチェックできるように、アルゴリズムが使われているのです。
例えば、日常的にInstagramで旅行の写真をよく見ている人には、旅行関連のコンテンツが表示されますし、ファッションのアイテムを検索している人には、それに関連する投稿が優先して表示されます。
たとえ同じアカウントをフォローしていても、その人の閲覧履歴や、何にいいねを押したか、などによって、表示される投稿は変わるんだよ。
InstagramのCEOであるアダム・モセリ氏は、これを「ランキング」と呼んでおり、特定の投稿を他の投稿よりも優先することが重要であると述べています。
Instagramは広告収入をビジネスの柱としている営利企業です。ユーザーの満足度を高め、インスタでの滞在時間を延ばすことができれば、インスタも収益が上がります。ですから、ランキングを細かくつけることで、ユーザーの滞在時間を延ばしたいのです。
もしあなたのコンテンツが、このインスタの意図を踏まえた内容になっていれば、アルゴリズムは有利に働くでしょう。
アルゴリズムに影響を与える要素「シグナル」とは?
Instagramでのアルゴリズムのランキングに影響する要素を「シグナル」と呼びます。シグナルは、「いいね」やコメント、シェア、保存といったユーザーの行動で構成されています。これにより、ユーザーの興味や関心に応じたコンテンツが提供される仕組みです。
投稿されたタイミング、使用しているデバイスがスマートフォンかPCか、動画への「いいね」頻度など、数千種類のシグナルがアルゴリズムのランキングに影響を与えます。
それと同様に重要なのは、フォロワーが「いいね」しなかったり、視聴しなかったり、コメントを残さなかった場合もシグナルとしてカウントされる点です。ユーザーがアクションしたことも、アクションしなかったことも、すべてアルゴリズムにとって重要なシグナルとなります。
もっとも重要なシグナル
Instagramのアルゴリズムが重要視するシグナルの中で、最も重要と思われるものを大事な順に並べると、下記のようになるよ
シェア
保存
コメント
平均視聴時間
いいね
再生回数
フォロー
アンフォロー
ブロック
リンククリック
通報
ブックマーク
ミュート
非表示
シェアが一番重視されるんっすね?
そう、インスタの責任者のアダム・モッセリ氏が直近のインタビューで「シェアが大事だ」と明言しているんだ。後で詳しく見ていくよ。
その他のシグナルの例
また、その他にアルゴリズムに影響を与えるシグナルとして考えられる要素は、下記の要素です。
- 最新性: 新しい投稿はある程度優先され、ユーザーに新鮮なコンテンツが表示されますが、初期のInstagramのように厳密な時系列ではありません。あくまで、ユーザーが興味ありそうなものを重視します。
- プロフィール検索: あるプロフィールを定期的に検索することは強い興味を示しており、アルゴリズムはそのプロフィールの投稿をより多く表示します。
- コンテンツタイプとインタラクション: Instagramのアルゴリズムは、ユーザーがどの種類のコンテンツ(写真、動画、カルーセルなど)をよく閲覧し、それにどれだけの時間をかけているかを考慮し、フィードに表示されるコンテンツの種類を決定します。
- 最新性: 新しい投稿はある程度優先され、ユーザーに新鮮なコンテンツが表示されますが、初期のInstagramのように厳密な時系列ではありません。あくまで、ユーザーが興味ありそうなものを重視します。
- プロフィール検索: あるプロフィールを定期的に検索することは強い興味を示しており、アルゴリズムはそのプロフィールの投稿をより多く表示します。
インスタのアルゴリズムは投稿方法によって変わる
Instagramアルゴリズムは複数のアルゴリズムが存在します。リール、フィード、Instagramストーリー、Exploreページは、それぞれ異なるアルゴリズムによって管理されているのです。
これは、ユーザーがアプリ内で異なる行動をするからなんだ
アダム・モセリ氏は「ユーザーはストーリーでは親しい友人の投稿を確認し、Exploreでは新しいコンテンツやクリエイターを探し、リールではエンターテインメントを楽しむ傾向がある」と述べています。
ユーザーの行動は、各セクションごとに傾向が違うので、それぞれに合わせてランク付けの基準が適用されています。フィードのアルゴリズムはエクスプローラーページのものとは異なり、エクスプローラーページのアルゴリズムはリールとはまた別の仕組みです。
フィードのアルゴリズム
ほとんどのユーザーがインスタを開いた際に最初に目にするのがフィードです。フィードには、フォローしているアカウントが投稿した動画や写真、カルーセル(複数枚の写真が含まれる投稿)が表示されます。
フィードでは、フォローしているアカウントの最新の投稿に加えて、まだフォローしていないが、ユーザーが興味を持ちそうだと予測されたアカウントの投稿を、バランスよく表示するよう設計されています。
インスタから「興味を持ちそうな投稿」としておススメされるコンテンツを「レコメンド」と呼ぶこともあるよ
レコメンドは、最近フォローしたアカウントや、「いいね!」などのアクションを取ったコンテンツ、最後に見逃した投稿を基にして、利用者が興味を持つ可能性が高いものを選びます。つまり、ユーザーからリアクションされたアカウントの投稿は表示されやすくなります。
こういうユーザーからのリアクションを「エンゲージメント」と言うんだ。エンゲージメントが高くなれば、自然とアルゴリズムから評価されるということだよ
エンゲージメントを高めるのが、超重要っすね
フィードの具体的なシグナルの例
インスタCEOのアダム・モッセリ氏は「フィードにおいて、私たちが特に注目する5つのインタラクションは、投稿に数秒間とどまる可能性、コメントする可能性、いいねを押す可能性、シェアする可能性、そしてプロフィール写真をタップする可能性です」と発言しています。
具体的には、下記の基準を元に、フィードの上位に表示される投稿を決めています。
① ユーザーが「いいね」、シェア、保存、コメントを行った投稿。
② 投稿の人気度(「いいね」やコメント、シェア、保存がどのくらいの人数によって、どれほどの速さで行われているか)
③ 投稿内容に関する情報(投稿された日時や位置情報など)
④ 投稿者に関する情報:「この人物がどれだけユーザーにとって興味深いかを判断するための情報で、過去数週間でどれだけその人物とやり取りしたかなどのシグナルが含まれます」とアダム・モッセリ氏は言っています。
⑤ ユーザーと投稿者とのやり取り履歴:これは、以前にその投稿者とどの程度やりとりをしたか。上記のいくつかの要素と関連します。
フィードの攻略法
どうすればフィードで上位に上がりやすくなるか、具体的に見ていこう!
エンゲージメントを促進する
Instagramでは、エンゲージメントが非常に重要な役割を果たします。エンゲージメントとは、いいね、コメント、シェア、保存といった、ユーザーからのリアクションです。質問を投げかけたり、シェアされやすい投稿をして、ユーザーが積極的にリアクションするよう促しましょう。
①いいね、保存、コメント、シェアを増やす工夫をする
ユーザーが「後でゆっくり見たい」「役立つかもしれない」「いつでも見返したい」と思うような投稿を心がけましょう。
例えば、「忙しい朝に使える時短レシピ」や「簡単にできる自宅トレーニング」など、ユーザーが保存し後から見返したくなるような投稿をしましょう。
②コメントしやすい雰囲気を作る
「あなたはどう思いますか?」と意見を聞いたり、「あなたはどっち派ですか?」と2択の質問をキャプションに持ち込んだり、「すべてのコメントに返信します」と宣言したりして、ユーザーが気軽にコメントを残せる雰囲気を作りましょう。
フィードの表示率を「ホーム率」と呼ぶこともあるよ。フィードのインプレッション数をフォロワー数で割ることで計算できるんだ。ホーム率は50-60%以上を目指すといいと言われているよ。
適切なタイミングで投稿する
単に頻繁に投稿するのではなく、ユーザーがインスタを最も見ている時間帯に投稿することで、より多くの人にコンテンツを届けることができます。
ただ、投稿に適切なタイミングはアカウントによって異なります。フォロワーに主婦が多いアカウントと、会社員が多いアカウントとでは、よく見られる時間帯が違いますので、自分のアカウントのフォロワーがもっともアクティブな時間帯を調べて投稿するのがベストです。
プロアカウントに切り替えている人は、「インサイト」を使って、自分のフォロワーがアクティブな時間帯と曜日を確認することができます。やり方は下記のとおりです。
【プロアカウントのインサイトでフォロワーが活発な時間を調べる方法】
①プロフィールの下にある「プロフェッショナルダッシュボード」をクリック
②「合計フォロワー数」をタップ
③一番下までスクロールダウンして、「最もアクティブな時間」を確認する
④「時間」「曜日」をタップして切り替える
プロアカウントに切り替えてない方は、一般的によく見られる時間帯を参考にするといいでしょう。例えば、総務省が発表している、令和5年の時間帯別インターネット利用率の調査結果を見ると、一般的にどの時間帯がインターネットがよく見られているかが分かります。
下記の画像は、総務省の「令和5年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の中から、時間帯ごとに全年代のインターネットを見ている割合を表にまとめたものです。
(出典:総務省の「令和5年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」)
平日で一番多いのは、「12時台」と「19時台~22時台」、休日で一番多いのは「10時台」「17時台」「20時台~22時台」っすね。
そうだね。ただ、会社員や学生は、通勤や通学の時間に電車何かで見ることもあるので、平日の「7時台~8時台」も多いよ。
平日の「18時台」や休日の「9時、11時台~14時台」「19時台」といった、ピークタイムの前後も多いっす。
ピークタイムは、競合のアカウントも狙って投稿してくるから、その前後で多い時間帯を狙うのも一つの手だね。
まとめると、一般的には平日の「7時台~8時台」「12時台」「19時台~22時台」、休日の「10時台」「17時台」「20時台~22時台」が一番ネットが見られる時間帯です。もしくは、その少し前の時間帯に投稿しておくといいでしょう。
位置情報をタグ付けする
写真や動画などを投稿する際に、「自分がどの場所にいるか」を追加することができます。これが「位置情報のタグ付け」です。これを行うことで、アルゴリズムは、その写真や動画がその地域の人々に関連性があると仮定して、コンテンツをその地域の他の人々と共有します。
検索画面から位置情報を選択し、探したい施設の名前や住所などを入力すると、これらの情報からの検索をかけることができます。つまり、Instagramで位置情報を設定すると投稿した写真への入り口を増やせるということです。より多くの人の目に止まる可能性が増えます。
セミナーを開いたときに、会場の様子をお知らせする投稿に入れてもいいかもしれないね
デメリットは、位置情報を設定すると投稿した写真の場所がわかってしまうということです。自宅など知られたくない場所の場合は位置情報を設定しない方が良いでしょう。
やり方は、新規投稿を行う際、タグ付けの下にある「位置情報を追加」を押すだけです。ただし、投稿を行う場合はInstagramの位置情報をオンにしている必要があります。使う場合は設定画面の「プライバシー」から位置情報を許可しておきましょう。
継続的に投稿する
エンゲージメントを高める上で、投稿頻度は重要になります。あまりにも投稿頻度が少ないと、フォロワーにとって価値がないアカウントだと思われて、フォローを外される可能性があります。
かといって、週に何回が理想、というのもありません。今のインスタは質を重視しますので、フォロワーに響いて、リアクションしたくなるような投稿じゃないと効果がないからです。フォロワーの特性とずれた投稿を何回もやっていると、むしろ逆効果になります。
1日に何回もやると、かえってフォロワーからは「うざい」と思われる可能性があります。1日に1回投稿を週に3~5回、もしくは毎日やるのがいいでしょう。
ストーリーのアルゴリズム
ストーリーは、24時間限定で写真や動画をスライドショー形式でシェアできる機能です。ストーリーズには、フォロー中のアカウントの投稿や広告が表示されます。
また、「親しい友達」に投稿先を限定することもできるため、よりプライベートなコンテンツを楽しめる場として認識されています。
ストーリーのシグナル
ストーリーズのランキングにおいては、ユーザーが過去に閲覧したりアクションを行ったストーリーのデータをインスタが活用して決められます。シグナルとしては、下記の要素が挙げられます。
視聴履歴:ユーザーが特定のアカウントのストーリーをどのくらい頻繁に視聴しているかを指し、よく視聴されているアカウントのストーリーが最初に表示されやすくなります。
Instagramは、見逃したくないと予測されるアカウントのストーリーを優先するために、各アカウントのストーリー視聴頻度を考慮しています。
エンゲージメント履歴:ユーザーが特定のアカウントのストーリーに対してどれだけの反応や返信をしているかを評価します。
たとえば、「いいね!」やDMの送信などのアクションが頻繁に行われている場合、そのアカウントのストーリーが優先される可能性が高くなります。
親密さ:ユーザーと投稿者との関係性がどれほど親しいか、特にその相手が友人や家族である可能性を考慮します。親しい関係と見なされるアカウントのストーリーが上位に表示されやすくなります。
これらのシグナルを基に、Instagramは「ストーリーをタップする可能性」「DMでストーリーに返信する可能性」「次のストーリーに進む可能性」など、ユーザーにとって最も関連性が高く価値のあるストーリーを予測する、とインスタのCEOアダム・モッセリ氏は説明しています。
ストーリーの攻略法
どうすればストーリーで上位に上がりやすくなるか、具体的に見ていこう!
AMA(Ask Me Anything)を開催する
Ask Me Anythingってどういう意味っすか?
これは「私に何でも聞いてね」という意味だね。つまり、フォロワーに「答えてほしい質問を送ってもらう」ということだよ
フォロワーが質問を送ると、そのコンテンツが「フォロワーの反応があるから、価値がある」とアルゴリズムに判断されるシグナルが送られます。AMAで積極的にやり取りすることで、視聴時間を延ばすことも可能です。これらの要素は、アルゴリズムが好む重要な指標です。
投票機能(アンケート機能)を使う
「投票機能(アンケート機能)」とは、ストーリーで使用できる2択の質問スタンプのことです。「YESかNO」など、ユーザーが選択肢をタップするだけで簡単に投票できるため、回答を入力する手間がなくて、気軽に参加できます。
投票はAMAと同様に、フォロワーと直接関わることで高いエンゲージメントを生み出します。やり取りが増えることで「あなたのストーリーを興味深く感じている人がいる」というシグナルをInstagramに送ります。
また、投票ではフォロワーが質問を読んで回答を考える時間が必要なため、視聴時間の延長にもつながります。視聴者が投票に多くの時間を費やすほど、Instagramはあなたのストーリーを優先的に表示する傾向があります。
しかし、AMAや投票をやるときは、以下のポイントを必ず意識しましょう。
・右下にスタンプを配置する(右手で操作する人が多いため)
・簡単に答えられる質問を設定する(例:「旅行に行くなら海ですか?それとも山ですか?」)
・自分の意見も共有する(例:「ちなみに私は断然、海です!」)
・絵文字を積極的に活用して新機関を持ってもらう
・質問やアンケートの結果をストーリーでシェアする
これらのポイントを押さえることで、より効果的なエンゲージメントを生み出せます。
ストーリーにユーザーをタグ付け(メンション)する
ストーリーズでメンションの機能を使うと、ストーリーズを見た方はタグ付けされた相手のアカウント名をタップするだけで、そのユーザーのプロフィール画面に移動できます。
タグ付けされた人は、そのストーリーを自分のフォロワーとシェアする可能性が高まり、あなたのコンテンツが新たな視聴者に届く機会が増えます。
やり方は下記のとおりです
① ストーリーズを作成する
② 画面上の「Aa」の箇所をタップする
③ テキストの入力画面で「@メンション」を選ぶ
④ 相手の「ユーザーネーム」を途中まで入力する
⑤ 表示されたアカウントの候補から相手を選ぶ
リールのアルゴリズム
リールは、自分で撮影した動画や写真に音楽やエフェクトを加えて投稿できる機能で、基本的に90秒以内のショート動画を指します。フォローしているアカウントだけでなく、フォローしていないアカウントのコンテンツも表示されます。
リールは、エンターテイメントに重点を置いており、アルゴリズムはユーザーの興味だけでなく、特に「楽しませる」ことに焦点を当ててコンテンツを表示します。
インスタは、そのリール動画が楽しいかどうかをユーザーアンケートで評価し、そのフィードバックを基に、ユーザーに追って魅力的なリールをより正確に見極められるようにしています。
リールはフォロワーを獲得するための重要な手段なんだ
動画は動きや音で感情を揺さぶる力があるため、リールは写真よりも人気が高く、リーチ(ユーザーが投稿したコンテンツを見た人数)を拡大する有力な手段となっています。
特に、2024年春のアップデート以降、リールはフォロワー数に関係なくコンテンツの質が重要視されるようになりました。この変更により、今、フォロワー数が少ないアカウントでも、リールを活用することで、新たなフォローを獲得することが見込めます。
リールのシグナル
リールでで評価されるのは、リール動画の再シェアの可能性、最後まで視聴される可能性、「いいね!」の可能性、および音源ページに移動する可能性(自分でもリールを作ってみたくなるかどうかを測る指標)です。
以下に、重要度の高いシグナルをおおよそ優先度順に示します。
ユーザーのアクティビティ:最近「いいね!」、保存、再シェア、コメントをしたリール動画などが対象です。これらのシグナルは、ユーザーに関連性の高いコンテンツを見つけるための手がかりとなります。
投稿者とのやり取りの履歴:ユーザーが以前にその投稿者と何らかのやり取りをしている場合、Instagramはそのリール動画に対する関心が高いと判断します。
リールに関する情報:動画の内容(音声トラックや映像など)や人気度が含まれます。使われているオーディオや映像のほか、動画の人気度もシグナルの一部です。
投稿者に関する情報:「フォロワー数やエンゲージメントの高さといったシグナルを参考にして、多様なユーザーから魅力的なコンテンツを見つけ出し、誰もが自分のオーディエンスにリーチできるようにします」とモッセリ氏は説明しています。
また、特定の理由でリールの露出が抑えられる場合もあります。
例えば、解像度の低い動画、透かしの入った動画、ミュート設定の動画、枠線がある動画、文字主体の動画、政治的なテーマを中心に扱った動画、すでにInstagramに投稿済みの動画などは、優先度が低くなり表示されにくくなります。
リールの攻略法
アダム・モッセリアダムはポッドキャストで、「リール動画は、人々が友達とつながるのに非常に適している」と述べ、「Instagramの目的の一つは、人々を友達とつなぐことだ」と語りました。つまり、友達に話したくなるようなリールを作るのがポイントになります。
フォロワーがリールを、友人にシェアしたくなる理由は何でしょうか?共感を呼ぶものか、役立つものか、あるいは面白くて刺激的なものかもしれません。人によって反応は異なるため、何が効果的かを見つけるには実験が必要です。
また、閲覧者と投稿者の過去のやり取りも考慮されます。リールは通常、フォローしていないアカウントの投稿が中心ですが、過去にいいねやコメント、DMなどのやり取りがあるユーザーのリールは優先的に表示されやすくなります。
友達に話したくなるリールを作ると同時に、友達を増やすことも大事なんだね。
完全視聴率を伸ばす
完全視聴率とは、動画が最後まで視聴されているかを示す指標です。完全視聴率が高い動画は、人気のあるコンテンツと見なされ、多くのユーザーのリールに表示されやすくなります。
完全視聴率を伸ばすためには、ユーザーが途中で飽きて離脱しないよう工夫することが重要です。字幕を入れたり、BGMを工夫したりして、ユーザーが最後まで視聴したくなるような動画を作りましょう。
真似されるコンテンツを作る
あなたのリール動画で使われている音源やエフェクトを、他のユーザーが真似して使われると、良質なコンテンツとみなされる可能性が高まります。真似されるかどうかは、重要なシグナルです。
真似されるということは、それだけ影響力があったということだね
内輪ウケではなく、一般受けする内容にする
海外のSNSであるRedditには、インスタのアルゴリズムの変化に伴って、動画の内容を、より一般受けする内容にしたところ、フォローが増えるようになった、という投稿があります。
以前は、リールを投稿すると、まず自分のフォロワーに投稿が表示され、その反応に基づいてフォロワー以外の人にも表示されていました。だから、フォロワーにだけわかる内容のリールでも、エンゲージメントは稼げたのです。
しかし、新しいアルゴリズムになってからは、最初からフォロワー以外のユーザーにも、より多く表示されるようになりました。ということは、リールのランキングは、既存のフォロワーではなく、新しい視聴者に対するパフォーマンスに基づいて決定されるのです。
つまり、今までのフォロワーにしかわからない内容を発信しても、今はリールを見るのは初見の人が多いので、響かないということだね。
誰でもわかるような、より一般的なコンテンツが求められているんすね。
閲覧者とやりとりをする
今までと比べて、リールはあなたのアカウントを初めて見る人の割合は多いですが、一方で、リールでは閲覧者と投稿者の過去のやり取りも考慮されます。
過去にいいねやコメント、DMなどのやり取りがあるユーザーのリールは優先的に表示されやすくなります。
発見タブのアルゴリズム
発見タブは、Instagramの虫眼鏡マークを押すと表示され、主にフォローしていないアカウントの投稿が中心に表示されます。新しいコンテンツを見つけやすくするために設計されており、グリッド形式でおすすめの写真や動画が並びます。
これらの投稿は、システムがユーザーの過去のアクティビティ(「いいね!」、保存、シェア、コメントをした投稿など)に基づいて興味を引きそうなものを選び出しています。
発見タブは、ユーザーが新しいアカウントを発見するための場として設計されており、個人起業家にとっては新しいフォロワーに見つけてもらうための重要なエリアです。
発見タブのシグナル
発見タブでは、いいねやコメント、シェア、保存などのアクションが短期間にどれだけ行われたかが注目されます。このシグナルの重視度は、フィードやストーリーよりも発見タブのほうが高いといえます。
さらに、投稿者とのやり取り履歴も重視します。発見タブでは知らない投稿者のコンテンツが多く表示されますが、過去にその投稿者のコンテンツに反応したことがある場合、関心が高いと見なされやすくなります。
投稿者に関する情報もランキングに影響します。直近数週間で他のユーザーがどんな投稿にリアクションをしたのかを見て、多様なクリエイターのコンテンツを表示しようとします。
例えば、最近「無印良品」のインテリアグッズの投稿にいいねを押した場合、他のインテリアショップや家具のデザインに関するアカウントがたくさん表示されるんだ
そういうの好きなんだな、ってインスタから思われてるんすね
発見タブの攻略法
コミュニティガイドラインを確認する
発見タブは、主にフォローしていないユーザーの投稿が表示される場所です。そのため、問題のあるコンテンツに対する対策が重要視されています。インスタ全体のコミュニティガイドラインだけでなく、発見タブの「推奨ガイドライン」も設けられています。
ガイドラインに沿わないコンテンツは、Instagramに投稿すること自体は可能ですが、特定のコンテンツは表示が制限されます。
・暴力的なシーン
・タバコ・電子タバコ・医薬品など規制対象商品の使用を描写する投稿
・誤情報としてファクトチェックされた投稿
・不快なコンテンツ
・政治的な内容
・低解像度やウォーターマークのある画像
推奨ガイドラインやコミュニティガイドラインに反する投稿が繰り返されると、そのアカウントのすべての投稿が一定期間おすすめの対象から外れる場合があります。時にはガイドラインに違反する可能性のある投稿を削除することもあります。
自分のアカウントが推奨基準を満たしているかどうかは、アカウントステータスを確認することで判断できます。
高品質なコンテンツを作る
発見タブで自分の投稿を表示させるには、ターゲットとなる視聴者に共感してもらえるような質の高いコンテンツを作ることが大切です。
高品質な画像や動画、魅力的なキャプション、そして関連するハッシュタグを活用することで、発見タブページに表示されるチャンスを高めることができます。
初めて見る人にも見やすいように、画質にもこだわっていこう!
他のコンテンツと関わる
自分と似たような内容の投稿をしているアカウントにリアクションすることも大事です。自分の興味や得意な分野に関連するアカウントやハッシュタグの投稿にいいねを押したり、コメントをすると効果があります。
こうすることで、アルゴリズムに「私はこのタイプの投稿が好きで、よくアクションしている」と伝わり、発見タブに自分の投稿が表示される可能性が高まります。
トレンドに注目する
発見タブは、トレンドのコンテンツを紹介する場所としても有名です。プラットフォーム上で話題になっているハッシュタグやチャレンジをチェックして、それらを自分の投稿に取り入れてみましょう。
そうすることで、発見タブのページを通じて、より多くの人にあなたのコンテンツを見つけてもらえるチャンスが広がります。
シャドウバンについて
一部の人々は、アカウントやコンテンツが理由もなく制限されたり非表示になったりする状況を「シャドウバン」と呼んでいます。しかし、インスタのCEO、アダム・モッセリ氏は「こうした制限を意図的に行うことはない」と明言しています。
もしコンテンツの表示が制限される要因がある場合は、その理由を利用者に通知し、異議を申し立てる機会を提供する必要があります。
自分がシャドウバンを受けていると思った時には、ビジネスアカウントを持っていれば、Instagramプロフィールの「アカウントステータス」メニューから、確認できます。
バンされているときは、コミュニティガイドラインに接触している可能性が高いので、まずはガイドラインも確認しておこう!
2024年春のアルゴリズムアップデートでの変更点
2024年4月30日に発表されたアルゴリズム変更により、リールの表示に関する仕組みが改良されました。具体的な変更点を見ていきましょう。
フォロワーが少なくてもチャンスがある
今回の変更は、リールがフォロワー数の影響を受けやすい従来の状況を改善し、フォロワーが少なくてもバズることを狙う仕組みが提供されます。今後数ヶ月でこの新しい仕組みが段階的に展開されると言われました。
フォロワー数が多いアカウントが有利、という状況を改善して、「コンテンツで評価される」というアルゴリズムに近づいたと言えます。これにより、フォロワー数に関係なくリーチを伸ばせる可能性が高まります。
フォロワー数が少なくても、いいコンテンツを作ってフォローとやりとりすれば、リーチを伸ばせる可能性が高まるということだね
チャンスっすね!
リポストよりオリジナルコンテンツを重視
今後は他人の投稿をリポスト(再投稿)したコンテンツがレコメンド表示されにくくなります。具体的には、過去30日間で10回以上リポストを行ったアカウントは、レコメンド対象から外れます。ただし、最後のリポストから30日が経過すると再び対象となる可能性があります。
他のユーザーのオリジナルのコンテンツを自分のコンテンツであるかのようにリポストするユーザーを「アグリゲーター」と言いますが、今後はアグリゲーターアカウントは、レコメンドされにくくなり、コンテンツの表示が制限されます。
リポストされたアグリゲーターのコンテンツがおすすめとして表示された場合、オリジナルの投稿を見つけてそれに置き換え、アグリゲーターの投稿には、オリジナルの投稿へのリンクが追加される仕組みになっています。
もし、他人のコンテンツをリポストする際は、独自の工夫を加えて個性を出しておこう。低品質で解像度の低い動画も避けたほうがいいね。これらはコピーコンテンツと見なされやすいんだ。
一部のコンテンツが10代に利用制限される
インスタグラムは、9月17日(現地時間)に、米国、英国、カナダ、オーストラリアのすべての18歳未満のアカウントをデフォルトで非公開にし、60日以内に「ティーンアカウント」に移行すると発表しました。
インスタが子供への悪影響が指摘されているため、「ティーンアカウント」と呼ばれる子ども向けアカウントを導入し、子どもが閲覧するコンテンツを親が制限するための機能を追加します。
日本を含むでは2025年1月に実施する計画だよ
ティーンアカウントでは、18歳未満で新規登録するユーザーのアカウントはデフォルトで非公開になります。つまり、承認されたフォロワーのみが投稿を見れるようになります。
そして、センシティブなコンテンツは、18歳未満のユーザーが検索や発見タブなどで除外されていきます。
10代のアカウントに制限されるコンテンツには以下が含まれます:
- 暴力的なコンテンツ
- 自傷行為や自殺に関するコンテンツ
- 摂食障害に関するコンテンツ
- ヌードや性的に露骨なコンテンツ
- 美容整形などの制限された商品のコンテンツ
リールのウォーターマークは削除しよう
フリーランスのジャーナリスト、Hannah Macready氏が、「モセリ氏から直接聞いた」として紹介している情報があります。
TikTokのロゴなどの文字が入ったリールは、再投稿されたものだと見なされることがあります。その場合、Instagramのアルゴリズムがリールにペナルティを与えることがあります。リールを他のSNSにも投稿する前に、文字やロゴをすべて消してから投稿するようにしましょう。
第三者の透かしが入っているものは避けたほうがいいね
【2024年6月】インスタCEOアダム・モッセリのインタビューで語られたこと
Instagramの責任者アダム・モセリが、人気YouTubeチャンネル「Colin and Samir」のインタビューで、2024年のInstagramアルゴリズムについて詳しく語りました。
このインタビューを元に、今年Instagramで成功するために押さえておくべき5つの重要なポイントを紹介します。
動画が最も重要
アダム・モセリの発言によれば、SNSで短い動画コンテンツの人気が急速に高まっており、主要なプラットフォームの多くで動画が画面を占めており、動画はインスタにおいても最も重要なメディア形式で、リールの人気も急上昇しているとのことです。
ただし、一般的な認識とは異なり、Instagramのアルゴリズムが特定のメディア形式を優遇しているわけではありません。あくまでインスタのアルゴリズムは、エンゲージメントが高く、友達とシェアされているコンテンツに応じて動いています。
動画はめっちゃ大事だけど、あくまで友達にシェアしたくなるような、内容のいい動画じゃないと評価されないということだね
最も優先されるのは「シェア」
2024年6月、アダム・モセリ氏はYouTubeチャンネル「Colin and Samir」のポッドキャストで、アルゴリズムにおける最も影響力のあるシグナルについて語り、シェアが特にリールでのリーチに強く影響すると説明しました。
中でも、DM(ダイレクトメッセージ)でのプライベートなシェアがリーチを大きく伸ばす鍵であり、公開シェアよりも強力だと述べています。
アダム・モセリ氏は「動画や他のコンテンツのパフォーマンスを評価する際に、最も注目すべきは『送信』、つまりシェアの回数です。特にリーチあたりのシェア数を重視します」と述べています。
DMの中でシェアしてもらえるよう促せたら、一番いいかもね
フォロワーと非フォロワーの扱いの違い
アダム・モセリは、2024年のInstagramアルゴリズムがフォロワーと非フォロワーを異なる方法で扱っていることを明らかにしました。
彼は、フォロワーからのリーチと非フォロワーからのリーチの割合を確認することが重要だと述べ、どちらもコンテンツのパフォーマンスに影響を与えると説明しています。
具体的には、「フィードではフォロー中のアカウントのコンテンツを優先的に表示しています」と述べています。一方、フォローされていないアカウントの投稿は、リールタブや発見タブなどのレコメンドエリアに表示されます。
従来はフォロワーの反応が良い投稿が他のフォロワーにも表示されてましたが、これによってフォロワーが少ない小規模なアカウントにもチャンスが与えられます。
彼はフォロワーアカウントからのリーチの割合と、フォローしていないアカウントからのリーチの割合を確認することが重要だと説明していたんだよ
フォロワーと非フォロワーと、どっちから多く見られているかによって、戦略が変わってくるということっすね。
フォロワー数はまだまだ重要である
アダム・モセリは、「フォロワー数は非常に重要です。フォローしている人にリーチする可能性がフォローしていない人よりもはるかに高いからです」と述べ、
また、「フォロワー数とリーチ数には非常に強い相関があります。ただし、以前に比べてレコメンドの閲覧時間が増えている現在では、その重要性はやや低下しています」とも述べました。
要するに、以前ほどではないけど、安定してたくさんの人に見てもらうためには、フォロワーを増やすことが効果的だってことだね。
2024年のインスタアルゴリズム攻略法10選
ここからは海外の事例を中心に、「アルゴリズムに影響を与えると言われている攻略法」と、「影響すると言われてたけど意外とそうでもない攻略法」を紹介していくよ。
フォロワーにDMを送る
フォロワーへのDM送信を活用することで、アカウントの認知度を高めたり、フォロー解除を防ぐことができます。
たとえば、新しくフォローされた際には、フォローへの感謝や簡単な自己紹介をDMで送ると効果的です。また、長く付き合いのあるフォロワーには、最近の投稿に関するメッセージを送るのもおすすめです。
親密さがインスタでは重視されるので、面倒だけどやったほういいね。
トレンドの音楽を使用する
新しい視聴者にコンテンツを届けるためには、アルゴリズムがリールを目立たせる必要があります。そのための簡単な方法の一つが、トレンドの楽曲を使用することです。
流行している曲を使うと、Instagramのアルゴリズムはその曲を使用した多くのリールをユーザーに表示する傾向があります。(リールの曲が頭に残りやすいのはこのためです。)
前述のとおり、リールで使った曲を真似して使ってくれると、より評価されるね
カルーセルで写真を使う
2022年にInstagramの責任者アダム・モッセリは、プラットフォームが動画に偏りすぎて、写真という原点から離れてしまったと認めています。
それを受けて行われたアルゴリズムのアップデートでは、ユーザーが写真に対してアクションを起こすことが多い場合、フィードに写真がより多く表示されるように調整されています。
動画が一番重要ではありますが、写真もまだまだ有効な手段とも言えるのです。上手く活用すると、エンゲージメントを高めることができます。
海外だと、近年は「フォトダンプ」という手法があるね。
フォトダンプって何すか?
テーマとか順番とかを気にせず、たまった写真を一気に投稿することだよ。セレブやインフルエンサーがやっていて、「#photodump」のハッシュタグは485万件以上の投稿があるよ。
フィードだと気合を入れて作らないといけないイメージがあるかもしれませんが、フォトダンプは、お気に入りの写真を一度に投稿してキャプションをつけるだけなので、すごくシンプルにできます。
一般的には、例えば、毎月撮った写真を月1でフォトダンプして思い出を振り返ったり、友人や家族とのスナップ写真を投稿しタグ付けして、大切な人たちとのつながりを感じたりしているようです。フィードだけでなく、ストーリーでも有効です。
セミナーをやったときの写真をフォトダンプして、ハイライトを共有しても面白いかもしれないね。
コンテンツを短くする
Instagramリールのアルゴリズムは90秒以下の動画を優先してプッシュする傾向があります。実際、Instagramチームはカンファレンスで、90秒を超えるリールは配信が減少する可能性があると公式に述べています。
また、長い動画は見られないので、短くすることが重要です。動画を短くすることで、自然と視聴回数が増えます。また、長い動画やカメラに向かって話すだけの内容は、他人と共有されにくいため、共有されやすい形式に修正する必要があります。
一つのテクニックとして、動画を短くし、ループさせる方法があります。通常の動画の最後に最初の部分を持ってきて、動画がスムーズに再生し続けるようにすることです。視聴者が最初と最後を区別できずに動画を繰り返し視聴し、結果としてリーチとフォロワーが増加します。
開始3秒で目を止めてもらう
また、ほとんどのユーザーは動画を見始めて3秒以内に、見続けるか離脱するかを決めます。そのため、最初の3秒で最後まで見たくなるように引きつけることが重要です。
最初の3秒で引き付けるための、よくあるキャッチコピーの例を3つご紹介します。
①お願いする
「10秒だけ見てください!」や「ちょっと待って!」と冒頭に言って惹きつけます。遠回しに言わず、直接的に伝えることで、視聴者に自分ごととして受け止めてもらいやすくします。
②数字を使って期待感を高める
「1分で作れる簡単レシピ」や「5倍速で効率アップする仕事術」など、数字を使って期待を高めます。少し大げさに表現することで、「どういうこと?」と興味を持たせることができます。
③具体的な情報を一部隠す
「これ、本当にスゴいんです」や「ちょっと驚くかもしれません」といった表現で、あえて詳細を隠すことで視聴者の関心を引きます。
最新の機能を活用する
Instagramでは、新しい機能をユーザーに積極的に利用してもらうことが大切と言われます。そのため、アプリ内で新しい機能がより目立つ位置に配置されます。
ただし、これはアルゴリズムが特定の投稿タイプを自動的に優先しているわけではありません。新しい機能を使ったからバズる、ということはないです。
色々な投稿タイプを使う
Instagramのアルゴリズムを上手に活用するには、単一の画像、カルーセル投稿、リール、ストーリー、ライブ配信など、さまざまな投稿形式を取り入れることが重要です。一つに偏らないようにしましょう。
異なる形式でコンテンツを提供することで、より多くの人にリーチできるだけでなく、コンテンツを再利用する効果的な方法にもなります。すべてのユーザーが動画を見るわけではないため、動画コンテンツをカルーセル投稿に変換して共有することもできます。
また、フィードの投稿をストーリーでの再シェアすれば、ストーリーファンにもアピールすることができるね。
ハイライトに情報をまとめる
自分のアカウントのコンテンツに滞在してもらう時間も、アルゴリズムが評価するシグナルの一つです。
滞在時間を増やすには、ハイライトにアカウントの紹介やおすすめ情報をわかりやすく整理するのが効果的です。ユーザーが興味を持つハイライトを用意することで、再訪のきっかけにもつながります。
ハイライトを設定する際に意識したいポイントは次の3つです:
- 左端に一番注目してほしい情報のハイライトを配置する
- ハイライトの数を多くしすぎない
- フォロワーにとって役立つ情報を載せる
投稿の最後にハイライトに誘導して、ハイライトの中でDMを送ってもらったら無料プレゼントをあげる、という手もあるね
ハッシュタグは直接は影響しないが
海外では、「ハッシュタグを追加することで、より広いオーディエンスにリーチする可能性が高まる」「ハッシュタグを使用した投稿は、使用していない投稿よりもエンゲージメントが高い傾向がある」という説があります。
しかし、これらの説が本当かどうか色々調べましたが、明確に記載されているサイトはありませんでした。
そもそも、ハッシュタグの数や内容は、Instagramのアルゴリズムに直接影響を与えるものではありません。ハッシュタグを使ったからといって、バズりやすくなるわけではないようです。
ハッシュタグはあくまで「ユーザーがコンテンツを見つけやすくする」ためのツールです。例えば、ユーザーがハッシュタグで特定のブランドや製品を検索するときに使われます。
ハッシュタグの働きには不透明な部分がありますので、ハッシュタグに時間をかける必要はありません。ターゲットと投稿の内容にマッチしたハッシュタグを、3~5個つけたらOKぐらいの感覚でよさそうです。
まとめ
インスタが重視しているのは、エンゲージメントです。いいねやコメント、保存やシェアをたくさんしてもらえるアカウントが勝ちます。
その中でも特に、重要なのがシェアです。インスタのCEOアダム・モッセリは、最近のインタビューの中で「シェアを重視している。それも、DMでシェアされるのがベスト」という見解を伝えています。
よって、2024年以降のインスタのポイントは下記の2点です。
・シェアしたくなるようなコンテンツを作る
・シェアしてもらえるような関係性をフォロワーと築く
そのために必要なことは、「質の高いフォロワーを獲得すること」です。フォロワーが多くても、行動に移してもらえなければ意味がありません。シェアやコメント、いいねをしてもらえるような質の高いフォロワーを集める必要があります。
あなたが伝えたいコンセプトを明確にし、そのコンセプトが一番響くペルソナを考え、ラブレター構造で伝えていくと、「質の高いフォローが集まる集客」に変わっていきます。今、そのポイントを無料で公開しています。興味がある人は、下記の特典を、是非ご活用ください↓↓