セールスレターとは?初めて書く人でもわかりやすい構成と作成方法を解説
セールスレターってなんすか?書き方がわからなくて困ってるんだ
セールスレターはコピーライティングの中でも
高度な技術が必要だと言われているよ
どうすれば書けるのか知りたいっす!
今回は、セールスレターがどういうものなのか
作成方法と共に解説していくよ
- セールスレターの構成
- セールスレターの作り方
- セールスレターを作る時に気をつけたいこと
セールスレターが一般的にどういうものなのか、作成ポイントも紹介するから初めての人でも作れるようになるよ。
セールスレターとは?
セールスレターとは、商品やサービスを売るためのページに書かれている文章のことだよ。セールスレターとコピーライティング、セールスレターとランディングページの違いで混乱しがちだけど、両者はイコールの関係とも言えるんだ。
・売ることに特化したコピーライティング=セールスレター(セールスコピー)
・購入を促すランディングページ=セールスレター
セールスレターは、商品の購入や申込みを最終的なゴールとして作られている一枚のページのことを指すよ。アナログでいえば、定期購入を促す折込チラシなどもセールスレターに当てはまるんだ。
セールスレターは、コピーライティングの中でも
「お客様の感情を揺さぶりながら購買を訴求する文章」が特徴だよ
「購入したい」と思えるように感情を揺さぶり、購買意欲を上げるための文章なんだ。だから、直接商品を紹介したり、説明したりするものとは少し違うよ。
セールスレターの構成を見ていこう
それでは実際に、セールスレターの構成について解説していくね
長すぎてよく意味がわからない僕でも、理解できるっすか
大きく4つの構成に分かれているから、仕組みと意味を理解すればセールスレターがどういうものかがわかるよ。
興味を引く:ヘッドコピー
セールスレターの冒頭は、興味を引くキャッチコピーから始まるよ。セールスレターの中で一番重要と言われている要素で、ここで興味を引けないと読んでもらえないまま離脱する可能性があるものなんだ。
情報が溢れているネットでは、
開いて続きを読みたくなる文章かどうかが勝負になっているよ
確かに思わず読みたくなる広告と、
広告邪魔!とすぐ削除したくなるページがあるっす
購買意欲を上げる:ボディコピー
ボディコピーは、セールスレターの本文となる部分だよ。ヘッドコピーで興味を引いても、ボディコピーを読んで「自分には関係ない」と思われると、残念ながらその時点で離脱されてしまうんだ。
・問題提起
・得られる結果
・結果を保証するデータや根拠
・信頼性の証明
・安心を得られる口コミや専門家の声
ボディコピーを細かく噛み砕くと、このような構成になっているよ。
こんなお悩みありませんか?
こんな未来がほしいと思いませんか?
問題提起で尋ねられた文章が刺さる人は、その後も読み進めやすくなるんだ。
確かに、見込み客が購入してくれるセールスレターが書ける方法!とか書かれたら、僕は続きを読んじゃうっす
購入の決断を促す:クロージングコピー
ボディコピーで「自分に必要なものだ!」と思わせたら、クロージングコピーでしっかり商品の訴求をしていくよ。
たまに購入意欲だけ高めて、クロージングコピーが「まずはお申し込みください」だけのものを見ると、尻すぼみな気持ちになるんだ。
・商品やサービスの希少性
・今購入することで得られる特典
・購入後の保証内容
悩んでいるなら、今購入しないと損だよ!
と伝えてあげると、購入の後押しになるんだ
確かに、期間限定ものは見つけたら買ってしまうっす
セールスレターのまとめ
最後にこれまでセールスレターで説明した内容をまとめてあげると、読者の頭を整理する手助けになるよ。
「買おうか買わまいか」悩んでいる人のために、改めて必要性を訴えてあげることで悩んでいる人を決断させる効果があるよ。
セールスレターの作り方とは?
構成をわけて考えたら、
なんだか僕にも書けそうな気がしてきたっす!
それでは実際に、セールスレターの作り方を解説していくね
1.リサーチ・素材集め
セールスレターを作る前に、まずは商品についてリサーチするところから始めよう。
・その商品はどのような特徴がある?
・どのような人がその商品を購入している?
・商品に関連するデータはある?
・わかりやすい商品の写真は?
・実際に商品を使ったお客様の声は?
・商品の販売実績は?
・類似商品はどのようなものがある?
セールスレターを書き始める前に、上記の内容に基づいてリサーチと素材集めを行おう。商品に関連する情報を集めておくことで、商品の打ち出し方や訴求ポイントが明確になるよ。
まずは売りたい物について、
書き手が把握するのが大切ってことっすね
2.誰に向けて書くのかペルソナを決める
リサーチしたら、「誰に向けて書くのか」ペルソナを明確に決めよう。
届ける相手が定まっていないと、
誰にも刺さらないふわっとした文章になってしまうよ
リサーチ段階でわかった「商品を購入しているお客様」を基準に考えると、ターゲットが定まりやすいよ。競合他社が出している類似商品を購入している人からも、ターゲットとなる人が見つかりやすいよ。
ペルソナを決める時は、「どのようなニーズがあるのか」を考えるのが大切なんだ。化粧品だから女性、若い人が好きそうだから20代という曖昧な設定だけでは、商品は売れないよ。
化粧品を求めている20代女性の中でも、美白にしたいのか、テカリをなくしたいのか、汗でも落ちにくいものを求めているのかなど、ニーズを掘り下げていくのが大事なんだ。
たった一人の人をイメージするのが大事ってことっすね!
3.ストーリーを決める
ターゲットが決まったら、セールスレターのストーリーを作っていこう!
セールスレターのストーリーは、大きくわけて2パターンあるんだ
・問題解決型のストーリー
・夢達成型のストーリー
人は、この2つの欲求に基づいて行動すると言われているよ。
問題解決型ストーリー
問題解決型のストーリーでは、不幸な未来を回避するためのストーリーを作るよ。基本的な流れはこうだよ。
これ以上甘いものを食べ過ぎたら病気になるよ!
それを避けるには、この青汁で栄養を補おう!って感じっすか?
人は最悪の事態を避けたいもの!
その欲求にアプローチして商品を訴求する方法だよ
夢達成型ストーリー
夢達成型ストーリーでは、幸せな未来を実現するためのストーリーを作るよ。問題解決型とは反対に、理想の未来を叶えるための方法として商品を訴求する流れになっているんだ。
一生太らない体質が欲しいと思いませんか?
この方法を使えば、いつまでも綺麗でいられる体質になれるよ!
さっきとはちょっと違うけれどこれもダイエット系のストーリーだよね。危機感を煽るより憧れの未来をイメージさせているね。
4.流れにそって文章を作成する
ペルソナとストーリーが明確になったら、いよいよその流れにそったセールスレターを作っていくよ。セールスレターの作成は、書き始めるまでが重要なんだ。ペルソナとストーリーが決まっていれば、最初はそこに文章をはめ込んでいくようなイメージで大丈夫。
1.ペルソナの興味があるヘッドコピー
2.この商品・サービスで得られるベネフィット
3.効果を裏付けるデータや根拠
4.商品の販売実績など信頼できる証明
5.安心感を与える口コミや専門家の声
6.商品やサービスの希少性
7.今購入することで得られる特典
8.購入後の保証内容
9.改めて文章をまとめて再度訴求する
セールスレターの構成をもとに、
商品・ターゲットにあった文章をつむいでいこう!
大枠のストーリーを作ったら、後はそこに決まった型を当てはめるだけ。ターゲットのことをよく理解していれば、自然とターゲットの叶えたい未来を実現するような文章、ターゲットに刺さる文章が浮かんでくるよ。
型を理解したら、後はコピーライティング力が試されるってことっすね
セールスレターで気をつけたいこととは?
セールスレターの作成方法をお伝えしましたが、作成時には注意しておきたいことがあるよ。
セールスレターを作成する人の中には、不安を煽ればいいと思い込み、必要以上に不安を煽り「この商品を買えば、すべての悩みが解決するよ!」と魔法の商品のように誇張する人がいるんだ。
誇張しすぎた過剰な表現は
信頼を失うことにも繋がりかねないよ
急かして来る人とか、脅して来る人は
詐欺のイメージがあるっす
あくまでもターゲットに寄り添い、購入することで得られるベネフィット(理想の未来)を提示してあげることが大切なんだ。
過剰な表現を使っても、読者は「主張が強すぎる」「怪しい」と感じてしまうだけだよ。大切なのは、「あなたの未来を実現するために、この商品を提案している」と伝えること。
まとめ
今回は、セールスレターの構成と作成方法について解説したよ。セールスレターは長い文章で構成されているため、どこから手をつければいいのか悩んでいる人も多かったかもしれないね。
一つ一つ紐解いていけば、難しい内容はないんだ。ただ、ターゲットに刺さるコピー、問題提起、ベネフィットを書くために徹底したリサーチが重要!
どんな文章を書くか悩んでいるならば、まずは徹底的にリサーチして商品やニーズを分析してみてね。
集まる集客では、セールスレターのライティングも「ラブレター構造」で書いているよ。
ラブレター構造でかけるようになると、セールスレターだけではなく、SNS投稿やメールマガジンの文章、動画の原稿やセールスのトークスクリプトへも応用できるんだ。
もっとラブレター構造について知りたいときはこちらから無料で学べるよ