ショート動画に注目!YouTubeショートやInstagramリール、TikTokとの違いは?
ショート動画にはTikTokはもちろん、YouTubeショートやInstagramリール、LINE Voomなどさまざまなものがあるよね。
・ショート動画はいろいろあるけど何が違うの?
・ショート動画を配信するメリット・デメリットは?
・まず何からはじめたらいいの?
ショート動画はフォロワーやチャンネル登録者、つまり新規顧客を獲得するのに重要な役割を担っているんだよ。
今回はそんなトレンドの「ショート動画」について詳しく解説していくよ!
新規獲得の新常識!ショート動画とは?
ショート動画は若年層を中心に人気のTikTokなどの動画アプリから爆発的に広がっていった新たな配信形態だよね。短い動画を縦画面でサクッと見られるから、最近では若い人だけでなく幅広い層に人気なんだよ!
ちなみにTikTokのユーザー平均年齢は34歳前後。(博報堂調査より)YouTube、LINE、Facebookなどの媒体は41~44歳くらいが平均年齢とされているのでTikTokはかなり若いよね。でも50代のユーザーも10.7%と、約10分の1の割合を占めているよ!
子どもと会話したくて若い子のトレンドを取り入れているお父さんやお母さんも多そうっすね
ショート動画の特徴・メリットは?
まずはショート動画のメリットについて考えてみよう。
「没入体験」のあとは、別コンテンツへ誘導
ショート動画は横画面よりも視覚的情報が多いからまるで自分もそこに居るかのような没入感が人気の理由の一つだよね。
たとえばエステサロンのショート動画を見たとするよね。すると、自分から見たときの施術台の大きさやセラピストとの距離感、使用する機械の清潔感など、横画面では拾いきれない情報が目に飛び込んでくるんだよ。
これこそがショート動画ならではの没入感であり、ユーザーに「私もここに行ってみたい」、「俺もこれ欲しい!」と思わせるカギとなっているよ!
なるほど~ 短い動画で別コンテンツに誘導させるんすね
長尺動画より作成労力が少ない
主要なショート動画のプラットフォームの動画の尺は以下の通りだよ。
・TikTok…上限10分
・Instagramリール動画…90秒
・YouTubeショート動画…上限60秒
たとえばYouTubeで10分間の動画を作りたいとき企画から撮影準備、撮影・編集と何時間も費やしてしまうけどショート動画なら作りたい動画に対するヒントを見つけやすく、労力も少ないのが特徴だよ。
トレンド動画のマネ動画でバズりやすい
TikTokはもちろん、YouTubeには「人気急上昇のショート動画」が表示されているよね。それらにランクインするようなトレンド動画の音源やコンセプトで新たに撮影することで、その動画のクリエイターのファンだけでなく、同じような動画を作りたいユーザーの目にも止まりやすくなるよ。これはインプレッション(表示回数)だけでなく、リーチ数(そのメディアを見たユーザー数)にも大きく関わってくるんだ。
たしかにファッション系のショート動画で「〇〇なのが“かわちい”」っていう動画、流行ってましたよね!
まるおくん、ファッション系の動画とか見るのね
その他にも、YouTubeならチャンネル登録者数1,000人以上、直近12カ月の動画総再生回数4,000時間(またはショート動画の直近90日間の視聴回数1,000万回)で収益化が狙えるなどのメリットもあるよ。
ショート動画のデメリットや向かない人の特徴は?
ユーザーが個人であるB to CやC to Cの企業は、ショート動画で新規顧客を獲得できる可能性が高いけど、公的機関などB to Bのプロモーションを行う企業には不向きだとされているよ。
また、オウンドメディアにもいえることだけど、SNSは常に新しい情報を配信していくことが条件なので、継続して更新していける仕組みづくりも重要といえそうだね。
どんどん進化するショート動画!今注目のSNSは?
つぎに、主要メディアのショート動画の特徴とそれぞれの違いを紹介するよ。
TikTok
ショート動画のSNSの中ではユーザー数が最も多いTikTok は、アプリ内でさまざまなエフェクトを使った高クオリティな動画が作成できるからハードルも低く使いやすいのが特徴だよ。
ターゲット層は10代~30代で、近年は、トレンドが重要な卸売・小売り・飲食業界、広告・出版・マスコミ業界、不動産業界などが続々参入してきているよ。約1,630万人(2022年)の日本人が利用しているといわれているのでその他の業界であっても注目しておきたいよね。
TikTokはレコメンド機能の性能も高い上、「ハッシュタグチャレンジ」など、ユーザー参加型で拡散していけるというメリットがあるよ。
TikTokの月間平均視聴時間はYouTubeよりも長いといわれるくらい、中毒性があるアプリなんだよ
まじすか、やばいっすね
YouTubeショート
これまでの視聴コンテンツ、そしてGoogleのアルゴリズムから動画をレコメンドしてくれるYouTubeショートも注目しておきたいよね。
YouTubeはTikTokよりも年齢層が高めなので幅広いターゲット層に有効だといえるよ。低コストで作成できるし、ショート動画で注目してもらってチャンネル登録に繋げるのが理想的だね。
Instagramリール
意外にも重要なのがInstagramのリール動画。Instagramは“実名制SNS”の代名詞、Facebookと連携した広告表示が可能なのでよりパーソナライズされた広告が出てきやすいというメリットがあるんだよ。
興味関心に重きを置いたTikTokももちろん重要だけど、年齢・性別・住んでいる地域・職業などからもレコメンドしてくれるInstagramはかなり費用対効果の高い方法といえるね。
まとめ
コスパならぬタイパ(タイムパフォーマンス)が重要視される時代だからこそ、ショート動画での広告活動は重要だね!
ショート動画は一つ作ればYouTube、Instagram、TikTokに投稿することができるからそれぞれのアカウントを用意したらまずは1分の動画を作るところから始めてみよう!